ハイエースの週能力アップ、でも邪魔にならないハンガーをDIY!

車中泊用ハイエースのDIY

収納スペースを高めるためのハンガーにレベルアップしたい。

ハンガー、ハンガーと言うがそもそもの目的は収納スペースの確保だったはずだ。
側面のハンガーだけでは収納スペースにならない。
そこで、実際に収納する為にはハンガー間を繋ぐ仕組みが必要になる。
さてさて、どうしたものか・・まず考えたのがハンガー作成で使ったスペーシアを使って橋渡しをする仕組み。
単純だが、強度も収納力も問題なさそうだ。
しかーし、常に車内の天井から10センチ程度下にスペーシアが来ることになり、頭に当たってかなり圧迫されてしまう。これでは快適な車中泊が出来ないじゃないか・・・
必要な時は空間が出来、不要な時は極力天井に張り付いたような状態が望ましい。
そう、要は高さを調節出来るようなハンガーが欲しい。

高さ調節可能なハンガーを調べる

こんな時はグーグル先生に聞いてみると色々教えてくれる。
ハンガー部分を引っ掛ける箇所を複数作っておいて、用途に合わせて高さを変える仕組みであったり、固定式にしておて取り外すことで不要な場合は空間を作る仕組みなんかもある。
その中で目を引いたのが、両端部分を可動式とし、使う場合はハンガーが下ろせて、使わないときは天井に張り付く位置に移動できるタイプだ。
それが「ESツインアタッチメント」なる商品だった。
これ、欲しい~。けどパーツだけで、6万円近くする・・・こんなに高価なら買うと言う選択肢は消えて、これを再現できないかを検討してみる!

ESツインアタッチメントもどき

まず、既に完成している側面のハンガーについてだが、ここにはスペーシアを使っている。
スペーシアの良い所はジョイント部分のパーツが充実している。
これを駆使して何とか出来ないだろうかと考えたが、既存のパーツをそのまま使うのは無理そうだ。
スペーシア以外の部品で代用できないかを考えてみた。
候補に挙がったのはリフォーム用の手すりでそれらしい部品が見つかった。
しかし、問題点がある。スペーシアの直径と部品の直径が合わない。
しかも一つで2000円以上もする。
そこで、ジョイント部分のパーツを一旦分解し、改めて組み合わせて何とかしようと考えた。
文章だけではうまく伝わらないので、まずは結果から見ていただこう。

完成図!

上の画像が完成した時の「ESツインアタッチメント」もどきだ。
これを実現するためにスペーシアを使うわけだが、赤枠部分のジョイントが無い。
そこで、この部分を作る必要がある。この部分を拡大した図それが、下の図だ。

可動部分を作ってみた。

要は、可動部分のパーツがあって、ハンガーとして耐えられる強度があればいい。見た目は二の次と言うことで、なかなかいい感じに仕上がった。
スペーシアのいいところはジョイント用の部品が幾つも出ていることだ。しかし、おっさんが欲しかったジョイントは無く、既存のジョイントに手を加えて作ってみたと言う訳だ。

作ってみる

キモとなる部分の画像は、上記で書いたが、それじゃ作り方も記録しよう。

①材料集め

それでは、作り方だが、まずはベースとなるジョイントを買ってくる。

スペーシアのジョイントを買ってくる

②分解

この買ってきたジョイントを分解してみる。

分解したら、下の部分のみを使う。

分解してみるわけだが、硬いプラスチック製なので、おっさんはノミとドリルを使って分解してみた。これで、画像の下部分の部品を繋げば良いというわけだ。
だが、しか~し、そう簡単に繋がらないのが、改造の醍醐味だ。

赤部分が引っ掛かり上手くつながらない。

③加工

上記の画像の赤で囲った部分が干渉しあって上手くつながらない。だから、この部分を削ぎ落してやる必要がある。使う道具はノミだ。

この部分を削り取る。

電気道具を使う手もあるが、不要な個所も切り飛ばしてしまいそうなので、ちょうどいいのはノミだろう。

加工完了!

これで干渉する部分がなくなったので、2つをくっつけることができる。

合体!

これで、自作ジョイント部分が完成。

仕上げ

あとは長さを合わせたスペーシアを繋いで、外れないようにビスで留めてやる。止める際には穴は無いので、ドリルで穴をあけて、ビス止めする。

祝!完成
2本を羽上げた時の様子。天井すれすれで、広く使える。

これで、完成あとは2つ、3つと量産することも可能だ。1つのお値段はざっと1000円と言ったところか。(スペーシア1本で2つは作れそうだから)
これで、天井収納も広がりを見せるだろう。まだまだ、改造は始まったばかりだ!

難易度 ☆★★★★

難易度は4としてみた。
ノミを使う時点で難易度は5でも良いと思うが、前回のハンガー作成で無理やりビス留めをしたことに比べたら、4が妥当かと思う。
難易度は高めの設定だが、費用対効果としてはかなり高いと思うので、試してみる価値は「アリ」だと思います。
さて、次は何を作ろうかなあ~

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