ハイエースにテレビが来た・へんてなを作る

車中泊用ハイエースのDIY

テレビ見っけ~

実家に帰った時に、テレビが1台余っていることに気づいた。
では早速、テレビを車中泊用に使えるようにしよう。
これで、雨の日の車中泊も楽しくなるでしょう♪

テレビの配置

さて、さて、おっさんがテレビを置くにあたって、気を付けることは
・場所は固定ではなくて移動できるようにしたい。
・基地(ハイエース)は揺れるので、当然揺れには強いようにしたい。

確認

まずは、家から拝借したテレビを確認してみる。
テレビの裏に固定して吊れるようにだろうか、ビス穴が4つあいている。
ここを使って固定する仕組みを考えよう。
止める手段としては、車内でいろいろと使っているスペーシア(鉄の棒)を
挟み込むようにして止められるクリップで固定する方向で考えてみる。

材料集め

おっさんの大好きなホームセンターに行ってみる。
そこで、スペーシアを挟み込んで止められるクリップを探し出した。
それが、これだ。

かなり強力で、お値段は約300円。これを2つ購入。
そして、テレビ背面のビス穴に留められるようにグリップ部分にドリルで穴を空けてビス止めしてみる。

取付

ビス穴に取り付けてみる。

L字の金具を使ったわけとしては、ビスを止めるネジ部分がクリップの金具部分に引っ掛かって回らないんですよねえ。
(状況を文章で説明するのは難しい・・伝わっていないかもしれませんが、要約すると上の写真は「暫定対応」です)
これで、クリップとテレビが一体となり、スペーシアに留めることができた。
確かに留めることができている。
ハイエースの揺れにも耐えられそうだ。
要件は満たしているが、如何せん留めにくい。
と言うのもクリップが小さく、また、テレビが邪魔をして、スペーシアに挟み込む際に指先にかなりの力が必要。
女性では難しい程の硬さで、実用には耐えられないでしょう・・・残念
と言う訳で、改めてホームセンターに行って、一回り大きなクリップを買ってきました。

この大きさなら、少しは楽に留めることが出来そうです。
お値段は一つ500円。これを2つ購入。
更にチビクリップの時は1つのビス穴に留めていたが、
今回は4つのビス穴を使って、まずはべニアの板を固定し、
そのべニアの板から改めてビスを出してクリップを留めるようした。
これによって、ビス穴1つへの負荷が減るって、強度も上がると思う訳です。たぶん・・知らんけど・・

今回のデカクリップなら、先ほどの暫定処理も不要で、スマートになりました。

スペーシアを挟み込んで固定してみる。
うん、強度的にも問題なさそうだ。
チビクリップよりも強力なので、ハイエースの揺れにも耐えられる。

完成

こんな感じになりました。

うん、いい感じだ。クリップなので場所を選ばず移動させることができる。
でも、スペーシアが無いと挟めないので、固定したい場所に前もってスペーシアを用意する必要があるが、まずはここに置いて、今後使っていくうちに程よい場所に移動させていこう。

テレビは来たけど、テレビは見れない

テレビを設置したものの、おっさんはあんまりテレビを見ない。
主に使うのはPrimeビデオかな。
それで面白そうな番組を探して見てる。
「テレビと何がちゃうねん!」と言われそうだが、おっさんの中ではテレビは勝手に情報を垂れ流してくれるが、Primeビデオは少なくとも自分で選ばないと動画が見れない。
なんとなく、自分主体と言うところが、テレビとPrimeビデオの違いだ!
などと思っていたが、それでも大したポリシーもないので
「テレビが見れるなら見れるようにしといてもいいじゃん」とも思う。
そこで、試しにハイエースでテレビをつけてみた。

ですよねえ~

アンテナ付いてないし、見れないよね。
軒並み受信感度0%ってなっている。むしろ、気持ちいいくらいダメダメだ。
まあ、緊急ではないのがGooGle先生に聞いてみよう。
まずは、アンテナについてだ。なるほど車中泊で使う場合のアンテナも売ってるのね。
3000円位からあるみたい。
3000円かあ・・・、買えなくはないけど、そんなに見たくもないものに3000円はなあ・・
GooGle先生何かないですか?
あるよ。
あるんかい!!
調べていくと、ありました。DIYアンテナを作っている先人たちが。
その名も「へんてな」
ご丁寧に設計図付き。

ヘンテナを作る

作り方は簡単そうだ。まずは、完成イメージの設計図がこれだ。

大きさは 縦:17~18cm 横:5~6cm と結構適当。
大きくないし、実際に作っているところを見たが、こっちも適当そうで、おっさん向きだ。

材料集め

材料だが、100均で手に入りそうなもので作れそうだ。

最初に一番困りそうなのが、テレビとアンテナを繋ぐケーブルだったが、
最近の100均ではそれも売っていた。300円だったが、問題ない。
恐るべし100均・・・
それと、両面テープと家にあったアルミホイルを揃えた。
最後にアンテナ本体となる板だが、これも何でもいいみたいだ。
先人達は段ボールやべニア板何かを使っていた。
おっさんは、革鞄を作るときに使う底板を使うことにした。
弾力、強度、加工のし易さ、どれをとっても今回のヘンテナ向きだと思う。

①カットして両面テープで留める

まずは、板を設計図のサイズにカットする。
そして、枠とケーブルが繋がる部分に両面テープを張り付ける。

②アルミを張り付ける

今回のヘンテナを作るうえで一つのポイントがここだと思う。
両面テープに沿ってアルミを張るわけだが、両面テープにそって張るのではなく、
まずは全面にアルミを乗せる。ここがポイント。

そして、カッターで両面テープの淵をカットしていく。
知ってしまえば、簡単だけど、この引き算の考え方が気づくかどうかが大事。
GooGle先生と先人に感謝♪
人生にも通じそうだ・・足し算じゃなく引き算の生き方・・

③不要なアルミをカット

これで、ヘンテナのおおよその形ができた。
次はケーブルとの接続だ。

④ケーブルの剥き出し

300円のケーブルを取り出し、銅線と外枠の網をむき出しにする。

⑤合体

本体部分とケーブルを接続させる。
ここでもう一つのポイント、ケーブルの銅線と網部分は接触しないようにする必要がある。
って書いてた。ショートするみたい。知らんけど。
そして、このケーブルと本体を固定する方法だが、先人たちはビスで留めたり、テープで張ったりしていた。
おっさんは、革職人らしく縫ってみた。

完成後のお試し

さてさて、ヘンテナ完成。
完成後のお試しの為にハイエースに向かってみる。
さてさて、受信感度は何%になってるかな。

受信感度確認前に普通に見えるじゃん!!
すげー、ヘンテナ。

お~、受信感度も40%越えだ。0%からの大躍進じゃないですか~
ちょっと途切れ途切れになるときもあるけど、概ねテレビも使い物になりそうだ。
500円位でこの成果なら全然OKでしょ。

後日談

40%の受信感度と言うのはかなり弱いらしい。
おっさんが試したのは家の前の駐車場で試したので、
建物に囲まれていたようで感度が悪かったようだ。
後日、開けた場所で受信してみたら80%を超える場所もあった。
場所にもよるみたいだ。どちらにしても成功でいいでしょう!

まとめ

今回のDIYはチビクリップから始めてしまって、無駄になってしまったが、
こういうミスもDIYにはつきものだ。
それも踏まえてDIYは楽しいねえ。
まあ、今回のチビクリップも何れは何かに使われる気がするけど。
結果としてはテレビの移動が簡単で、揺れにも強い配置ができるようになったので、失敗は見なかったことにして、成功です。

難易度 ☆☆☆★★

難易度は「2」としました。
作り自体は簡単ですが、やっぱり、初回のクリップでは使い勝手への考慮が不十分だったことが要因です。
もう少し使う状況なんかも考えて材料の選定をしないといけませんね。

コメント

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