車中泊で気になる数値、温度・湿度を計る
車中泊をしていると「やっぱりここは寒いな」とか「海辺は蒸すよね」とか
温度、湿度が気になることが多い。
そこで、おっさんも温度、湿度が解るように「TANITA」の室温計を買ってみた。
「背面にマグネットもついて、便利です」との触れ込みでポチッとしたが、
商品のコンセプトは家庭用冷蔵庫などの動かない環境で張り付くことが想定されており
車中泊として使うハイエースの中ではことごとくマグネットが効いていない・・・
当然と言えば当然だが、残念だ・・・
おっさんの思い
おっさんの思いとしては、せっかくポチっと買ったこの室温計がマグネットで固定できるようにしたい。
何なら、吊り下げることも可能にしたい。
というわけで、革でマグネット式ケースを作ろうと思います。
手順①:型紙を100均方眼紙で作る
まずは、100均の方眼紙で型を作ります。
イメージとしては、モニター部分以外は革で覆って、背面にマグネットを付けることで
壁にくっつく感じにしたい。
電池の入れ替えも考えて、革ケースからは簡単に取り外せるようにもしたい。
と言う仕様で考えてみよう。

手順②:革をカットしてマグネット位置を決める
この型に合わせて、革の端切れ部分を使って余っている革をカットしていきます。

右上の4つの穴が開いている部分がキモで、背面のマグネット部分になります。
あの穴に、これまた100均で買ってきた4つ100円のマグネットを取り付けるわけです。
手順③:手縫いで縫い合わせる
おっさんが、一張り一張り魂を込めて、手縫いで縫っていくわけです。

マグネットを生地で包んで縫い込みます。
革の上から縫うと磁力が弱くなるので、革よりも薄い生地で包んでやるところがポイントですね。

後は、残っている各パーツを縫い上げていく。
電池交換については、上部をフックで留まる仕組みにしてみた。

ポイント
縫うときのちょっとしたポイントしてはマグネットの革はできるだけ最後に縫うのがいいみたい。
おっさんは手縫いで縫い上げているのだが、マグネットが針にくっついて縫いにくいことこの上ない。
そんなわけで、マグネット付きの革はできるだけ最後がいいみたい。

全てが縫いあがった。
フック部分も忘れず作ったので、S字フックがあれば、吊ることも可能だ。

モニター部分も十分見える。
本日は温度25度、湿度63%・・なるほど。

横から見た感じ、当然だがサイズはピッタリだ。

裏のマグネット部分4つのマグネットでかなり強力にくっつく。
作った後で思ったが、マグネットの磁力で室温計の機能に影響しないかしら・・・
ちょっと心配・・
ハイエースでの収納はこんな感じ
実際にハイエースのテーブル下の鉄板部分に張り付けてみた。
うん、良い感じだ。
ここなら邪魔にならないし、見たい時に簡単に取り出せそう。


ハイエース本体の鉄の部分であればどこでもくっつくのも良いよね。

難易度:☆☆☆★★
難易度は星2つと言ったところでしょうか。
一番難儀したのはいつものことですが、デザインですね。
マグネットをどうするか、取り出し口はどうするか、モニターの見やすさは大丈夫か?
なんてことを総合して、デザインするのですが、ここがレザークラフトで一番厄介で楽しいところですね。
材料費としては余った革と100均のマグネットなので、100円です。
制作時間は5時間くらい。この部分はおっさんの労働なのでプライスレス!
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