車中泊でハンガーが必要になるのはこんな場合
「ふー、サーフィン終了!ちょっとウェットスーツ脱いでゆっくりしようっと」
・・・・・・
「何処に干そう・・手ごろな場所が無いじゃん・・・このずぶ濡れのウェットスーツを車内に置いておくのは無理やし・・・どないしょ・・・」って時とか
「ふ~、今日も疲れ様 (ソロビールで乾杯!)」
「お~~!、ビールこぼれた!!」
「タオルタオル!!」
「ふ~、何とか被害を最小に抑えれた・・・、けどこのタオルに被害が集中している・・・このまま車内に残ってたら、匂いが・・捨てるか・・・」っと時なんかに使う
初代、洗濯物用ハンガー
初代ハンガーもコンセプトは決して悪くなかった。
側面のスライドドアに引っ掛けて洗濯物用の竿が取り付けられる仕組みで何度もお世話になっている。
だからこそ使っていると改良点も見えてくる。
初代ハンガーが出来た経緯は以下で語らせてもらう。
選択物用ハンガー【改】に求めるもの
そこで、その改良点だが、こんなところを改良したい。
・ハンガーをかけた場合に洗濯物がハイエースに当たらない程度の幅を確保したい。
・収納時に場所を取らないようにしたい。
こんな感じでハンガーを物干し竿に引っ掛けようとすると、ハイエースに当たってしまい、ウェットスーツなんかを干すと海水がハイエースを伝って流れてしまうのが、気になる。
そして、この幅しか確保できない理由として、三角形のアルミ部分がこの形で固定なので、大きくするとそれだけ場所を取ってしまうので、この大きさにしているわけだが、この固定の大きさを何とかしないと、幅も確保できない。さて、どうするか・・
コンセプトの検討
ハイエースのスライドドアに引っ掛ける物干し案は基本的に踏襲する方向で行こう。
これは、かなりいい感じだと思っている。
但し、一番の問題である洗濯物とハイエースの距離が近いと言う点については、三角形のアルミ部分の大きさが小さいことがそもそもの原因だ。だが、この三角形の大きさを固定にするのは既に限界にきている。
そこで、ギミックを加えて、組み立て式にすることで場所を取らず、大きさも大きな三角形ができるようにしていこう!
材料は初代と同じくアルミを使っていこう。
と言う訳で、作戦はこうだ、三角形の一部を取り外せるようにして、各頂点を可動式にすることで、収納時は折り畳み、使用時は組み立てて三角形になるようにする。当然、簡単に組み立てられることが前提だ。
では、やってみよう。
アルミ板のカット
まず、基本となるアルミの板、3cm幅、長さ2mの板をそれぞれカットする。
一辺は約、30cmと言った感じ。
ギミック部分を作る
さて、ここからが今回の洗濯物用ハンガーの「肝(キモ)」となる部分だ。
アルミで「受け」となる部分を墨付けする。
そして、カット
ハンガー2つ分をカット
万力を使って、底となるアルミ部分を無理やり曲げていく。
この「無理やり」と言うのが、今後の課題かなあ・・・
抱き込む形になる側面の受け部分も曲げていく。
曲がったら、ビス止めするために使うドライバーが入るようにアルミをカットする。
この三方を囲む形にするのがポイント!
後は、三角になるそれぞれの頂点を丁番とビスで止めていく。
最後に折り畳んだ際に固定できるように革で引っ掛かり部分を作ることにした。
この辺は、最終的に完成した段階になって、「留める部分がないよね・・・」その時に考え付いた作戦なので、もっといい方法があるかもしれない。
こんな感じで引っ掛けて使う。
使い方はこんな感じ。
このギミックとして作った受け部分に差し込んで使う。
こんな感じだ。
完成しました。
ギミック部分にはめ込んだ三角骨組みをハイエースのスライドドアに取り付け、竿をはめ込んだ状態。
初代の三角形の約、倍近い大きさになって帰ってきた。
しかも、折り畳めるので、収納力はむしろアップしている。
収納場所としては、車中泊で使うベット部分の底にビリビリテープを取り付けて、張り付けるようにする。
こんな感じに留めてみた。
使わない時はベットの下にあるので、収納も問題なし。
収納状態を下から見た感じ。
まとめ
今回のDIYはやっぱり、アルミを曲げる、アルミをカットすると言った部分は十分な道具が無い状態で、力業でやってしまったため、仕上がりにちょっと残念感が残った。
その点は残念だが、やむを得ないところ。
何時の日か作業場所となる基地を手に入れたいものだ。
とは言うものの、初代のハンガーを使ってみて、「やっぱりこうした方がいい」って要望は色々出てくる。その都度使いやすいように修正、再作成していくのもDIYの良いところ。
より完成度が上るし、何より楽しい!
早く、この「洗濯物用ハンガー【改】」を使ってみたい。
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