あまり使わないカードを収納できるカードケースを作ってみる

レザークラフト

お嫁ちゃんの財布はかなりデブい(太ってる)。
おっさん:なんでそんなデブくなってるん?
お嫁ちゃん:お金がいっぱい入ってるねん
おっさん:はい、うそ~
お嫁ちゃん:しゃーないやん、カードが減らへんねん
おっさん:どんなカードが入ってるねん?・・・・これいらんやろ、これも、これも
お嫁ちゃん:そう思ってると、無くて残念な思いをするから入れとんねん!
おっさん:お、おう、そうか、すまん・・

あんまり使わんカードだけを別の入れ物に入れて、持ち歩けばいいんじゃなかろうか?ちょっと作ってみて、お嫁ちゃんに使ってもらおう。
と言うわけで、カードケースを作ることにした。

求められるスペック

・10枚はカードが入る
・シンプルなデザイン

デザインの検討

まずは、参考となるデザインをネット上で捜索する。
けっしてパクるわけではない。
あくまで、参考だ。

そんな中、はっと目に留まったページがあった。
簡単な作りで膨らみを持たせたポーチがあるじゃない。
これまで作ってきた革作品ではふっくらした厚みを表現できていないと常々思っていたが、なるほどこうすると厚みが出るじゃない。
革の在庫を調べると、中途半端に残っている革が見つかった。
まずは、型紙を作ってみる。実は革作品を作るうえで一番楽しく、一番時間をかけたいのがこの作業だ。
ノートにイメージした作品を書き出し(今回はイメージの画像が既にあるが・・)それを実現するために型紙に起こす。クリエイティブな作業だ・・・楽しい♪

カット

パーツをカットし、コバを磨く、同時に縫いあげていく順番を頭の中で反芻する。
今回はそんなにパーツ数も多くないが縫う順番は大切だ。
底面・側面を最初に縫って、本体と側面を縫う順番じゃないと縫いあがらない。
縫えたとしても、無理な皺が寄ってしまうだろう。
型紙に展開し、それをくみ上げる順序もかなり重要になる。

この順番で縫わないと、えらいことになる。
きっと縫いにくいこと請け合いだ。

完成品
ホック部分をマグネットにすればもっと良かったかも

完成

出来上がったカードケースをお嫁ちゃんに見せるた。
お嫁ちゃん:おー、これはいいね。あんまり使わんやつを入れとけるやん。
おっさん:そうやろ。因みにこの歯医者のカードはいつ使ったん?
お嫁ちゃん:あー、その歯医者はもう無くなったねん。
おっさん:・・・(いらんってことやん・・)
お嫁ちゃん:けど、もう少し早くほしかった。財布がぶかぶかになってもうた。
おっさん:・・・(こ、こいつは・・・)

まとめ

今回はボタン式にしたが、開け閉めが簡単なマグネット式にする方がいいかな。
後、デザインは同じでもちょっと大きめにしてポーチ的な鞄も作れるんじゃないかしら
色々と検討の余地がありそうです。

革(5デシ程度) 1デシ当たり¥120¥600
ホック¥100
¥50
作業時間5時間

※デシ:レザークラフトでは革の10cm四方を1デシと言って、この単位で革の値段なんかを決めます。今回は1デシ当たり¥120の革を使用しました。

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