高配当を夢見て楽天SCHDを1000万円分購入

お金は大事だよ

高配当でチャリンチャリンってしたい

実はおっさんもいつの日か「FIRE」を目指したいと思ってる。
そういう意味でも投資は欠かせない。

そんな夢があるので、高配当で定期的にお金が入ってくると言うのは実に魅力的だ。
なので「VYM」とかのETFに投資するのもいいかも、とか思っていた。
そんな時に楽天証券から待望の投資信託が出るとのこと。

その名も「楽天SCHD」だ!
発売当初から期待と欲望が渦巻いていた。
発売からあれよあれよという間に純資産も1000億円ですって。
そんな波に乗っておっさんも「楽天SCHD」を2024年の10月頃に1000万円分買ってみた。

これでおっさんも「配当金で、ウハウハになるに違いない」と思ってた。

1000万円を2回に分けて購入して、口数は9,729,769口、基準価格は10,277円でSCHDを購入。
(※2回に分けて買ってるからその平均ね)

そこから、約1年が経とうとしている。
高配当を夢見て、3回の配当があった。
こんな感じ

8/29:68,951円
5/30:68,108円
3/3:73,564円
合計:210,623円

いや、うれしいんですよ。大変ありがたい。
3ヵ月毎に6~7万円位が定期的に入ってくる。
素晴らしいシステムだ。
ただね・・

楽天SCHDで気に入らんところ

1年たって、年始のトランプ関税とかがあって、株価は山あり谷ありだった。
上がった時は1100万円程になったり、900万円程に下がったりとそれはもう、一喜一憂したものだ。
そして、2025年9月1日の状況としては評価額はほぼ、1000万円。

おっさんの2025年9月1日現在のSCHD状況としてはこんな感じ。

あれだけ心を揺さぶられたのに、あら不思議、元に戻ってきた。
楽天SCHD、お帰りなさい。
おっさん、お疲れ様。

だが、詳しく見てみると評価額は994万円で、約1万円のプラスって表示されてる。
配当金が21万円なので、約22万円のプラスに見える。

ここでまず言いたいのは、投資した金額が1000万円から9,941,878円になってる。
なので、実質は投資した金額から見ると約6万円程減ってる。
これは、配当を出す時に元本を削って持ち出した分だ。
いわゆる、タコ足配当ってことだろ?
これが、気に入らん。

それを加味すると、純粋な利益はプラス16万円ってことになる。
3回の配当込みでこれだけかあ・・・

それじゃSP500ならどうだったのよ?

それじゃ、仮に2024年10月8日から2025年9月1日まで「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を持ってたらどうなってた?と思って、調べた。

2024年10月8日時点の基準価格で1000万円分のSP500を買っていたら基準価格は30,418円だ。

これを2025年9月1日現在まで持ち続けていたら基準価格が34,677円で評価額は11,400,157円になってる。
140万円増えとる・・はずだった。
え~、マジで・・・

楽天SCHDの魅力をSP500で実現できるか?

SCHDで「良いところ」は定期的に配当が入ってくるところ。
でも、暴落が起きたら当然ながら、配当金は減るだろう。
配当金が減ると、楽天SCHDは元本を取り崩して捻出する方針みたいだ・・・
そこまでしてほしくないんだけどなあ・・

SP500で定率取り崩し

一方でSP500は定期的な配当を出さず、再投資する運用だ。
定期的な配当は出さず、配当金分も含めて全力で運用するスタイル。

つまり、ひたすら運用するので取り崩したい場合は自分で操作する必要がある。
でも、この取り崩しがなかなか難しい。
取り崩しを手動でするのは抵抗があるし、めんどくさい。

そこで「低率取り崩し」を採用してみてはどうか?と思うわけだ。
ルールは毎月0.3%づつの取り崩し。
1年で0.3%×12回の3.6%取り崩し。
これでいけば、評価額が1000万円を超えていれば、毎月約3万円づつの取り崩しができるはず。

因みになんで0.3%かと言うと、投資界隈では「4%ルール」ってのがあるらしい。
「4%ルール」とはざっくり「SP500を年間4%の取り崩しを行った場合、結構な確率で元本を超える利益が出る」ってどこかの偉い人が言ってるらしい。
よく知らんけど・・

なので、年間3.6%の取り崩しなら4%以下なので結構な確率で元本を下回ることはなく、毎月約3万円の配当があるはずだって話。
当然よく知らんけど・・

仮に、今回の2024年10月8日から2025年9月1日期間SP500を運用し、毎月0.3%の配当を設定した場合を想定してみる。
1000万円の0.3%で毎月約3万円で33万円(11ヵ月)の取り崩しを行って、加えて元本が約100万円を増えて、1100万円になってた計算になるのか?ほんまか?
楽天SCHDより全然いいじゃん・・・

楽天SCHDからSP500に乗り換え完了!

結論から言うと1年経ってSCHDの状況が解ってきたが、おっさんにはちょっと合わない感じ。
SCHDは自動で配当が入ってくるってのが、いいかなと思ってた。
確かにその機能はいいけど、想定外の部分まで取り崩される(タコ足配当)のがいかがなものか・・と思えてくる。

楽天証券の取り崩し

反して、楽天証券の取り崩しサービスである定率取り崩しってのがある。
これは、一定の割合で定期的に現金化する仕組み。
SP500でも定率取り崩しなら「なんちゃって配当金」を再現できそうだ。
加えて、暴落なんかで一定の価格を下回ってきたら取り崩しを止めて、価格が戻るまで取り崩さない、なんて対応も可能だ。
この辺は手動だけど・・
そう考えると、SCHDは「配当金が定期的に出る」という機能を重視して買っていたが、余り意味ない感じ。
しかも、パフォーマンスはSP500の方がいいなら、乗り換えない理由もない。

なので、乗り換えてみました。

9/3にSCHDを全部売って、10,074,203円になった。
74,000円が増えて帰ってきた。
最終的に結果オーライだ。
そのお金を元手に9/4に「eMAXIIS Slim 米国株式(S&P500)」を10,000,000円分購入した。
さてさて、どうなるかなあ。

取り崩しの手段として、「定額取り崩し」ってのもある。
こちらは、一定の金額を定期的に現金化する仕組み。(毎月3万円取り崩すとか)
これでもいい気はするが、評価額が下がってるときにも一定の額を取り崩すとお金無くなっちゃうかもと思うと、定率取り崩しの方がいい気がする。

SBI証券でも「定率取り崩し」やって

おっさんのNISA口座はSBIになってる。
NISAは10年単位で取り崩さないつもりだが、取り崩しが始まるまでには定率取り崩しができるようになればいいなあ。
2025年現在のSBI証券では定額取り崩しはあるが、定率取り崩しはないんだよね。

9月のアメリカ市場を思うと、ちょっと抵抗もある

9月にSP500を1000万円分購入したわけだが、ちょっと抵抗がある。
と言うのも9月のアメリカ市場ってあんまり成績良くないって聞くんですよねえ。

長期投資が前提なので、最初の1ヵ月の差なんて関係無い気もするし、仮に投資しなかった場合にこの9月の評価額が上がったら上がったで残念な気持ちになる。
これまでのように9の成績が下がってしまったらと思うとちょっと抵抗があるが、一応余剰資金なので、SCHDに突っ込んでたつもりでSP500を買ってみた。

さてさて、どうなるかな・・・まずは9月の成績がどうなるかな・・・
SNS界隈では2025年現在の米国市場は過熱し過ぎとか言われているけど、いつ起こるかわからない暴落を待つのもなんだかなあと思って買ってます。

まとめ

結果として、SCHDを売ったタイミングでは1000万円を超えることができました。
SCHDの終わり方としては良かった。
配当と合わせると74,000円程の利益確定です。

SCHDを売って出来た1000万円を即座にSP500にしてみました。
まずは、数パーセントでも含み益が出てから取り崩しを開始しようと思います。

「取り崩し」に慣れる意味でも早々に始めたい。
そして、毎月3万円の収入が出来ればいいなあ。
おっさんの退職後の収入になるように大きくなってね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました