経済評論家の父から息子への手紙

読書感想文

予定の無い日曜の午後を有意義に過ごせました。

なかなか面白かった。
この本を読んだのが、「アマゾンのプライム会員なら、タダで読める」って案内があって読んだ。
2時間ほどで一気に読めた。
ただ、52歳のおっさんが読むには手遅れな部分もあって、ちょっと残念。
そんな中でも、心に残った部分とおっさんの感想をメモっておく。

人生の豊かさを決める主な要素は働き方だ。

著者曰く、「人生の豊かさを決める主な要素は働き方だ。」だそうだ。
確かにそうだよね、良くも悪くも働き方が生き方に大きく影響を与える。
これは、サラリーマン人生28年のおっさんも痛感している。
働いてる時間は当然の事、働いた対価としてもらう給料がプライベートな時間の生殺与奪を握っている点を考えても、その通り。

サラリーマンは自分の労働時間の単価を上げて、より大きなお金を手に入れようとする。

昭和なおっさんは正にこの通り、時間の切り売りを基本として働いてきたが、「みんなそうなんだし、しょうがないよね」って気持ちでいっぱいだ。
ただ、この精神だと経済的豊かさには届きにくいってのも薄々感じていたけど、改めて言われるとそうなんですけどね・・・って気になる。

安定(リスクを取らないこと)と引き換えに、そこその賃金で満足する。合意の上での規約となり、彼らこそが先の養分であり経済の利益の源なのだ。

耳の痛い話で、おっさんは28年間養分として生きてきたかと思うと、トホホな気持ちになる。

筆者はこうも言ってる。
世の中は、リスクを取りたくない人が、リスクをとってもいいと思う人に利益を提供するようにできているらしい。
ただ、この法則は労働者に限らず、工夫の無い人は損をする。これは、責任論以前の経済の現実だ。
他人と同じであることを恐れ、無難を疑わない結果だ。
つまり、正社員としてそこそこの会社に入社することができると、非正規老僧者よりも給料が少しいいかもしれないし、クビにはなりにくいが、その立場に安住すると、一生を通じて会社の奴隷のような存在になる可能性が大きい。
いわゆる「社畜」になる。

そうかもしれん・・つまりおっさんは「社畜」だったと言う事か?
まあ、そうなんじゃね・・

稼いだお金はおおらかに使うと良い

自己投資に使うことを進めている。
①知識、②スキル、③経験、④人間関係、⑤時間だそうだ。
お金が足りないと感じるなら、節約よりも「もっと稼ぐ方法はないか」と考えることの方が大切だそうだ。
この指摘も漠然と思っていたことを改めて気付かされた気がする。

その中で、人間関係について書かれた内容として、人間関係基本は「時間厳守」と「爽やかな挨拶」また、宴席は細心の注意を払ってセッティングすることが「吉」とも書かれている。

確かに、納得するが、この辺りが昭和風で親近感が持てて、面白かった。

転職していい理由は3つ

転職していい理由として、①仕事を覚える為、②仕事の能力を生かすため、③ライフスタイルを変える為、のこの3つ。

この中で、①・②はおっさんにはちょっと遅いアドバイス。
おっさんは現在③について検討を進めている。
52歳のおっさんにはちょっと遅めだが、今この地点に立てたことを良しとしよう。

人の幸福感は「自分が承認されているという感覚」で出来ている。

著者の生き方への考えについて、こんな風に書かれていた。
衣食住に必要な多少のお金や大前提となる「健康」を除けば、生き方の一番の目的は「自己承認感」が全てじゃないかとのこと。
自由度・富(豊かさ)・人間関係・社会貢献と幾つかの幸福に関するパラメータを考えたが何れも「自己承認感」に帰結するんじゃないかとのこと。
ただ、著者が異質な感覚と感じていた生き方の目的として「モテ具合」が挙げられていた。
やはり異性へのアプローチはその中でも重要とのこと。
大きな意味で「自己承認感」だと思ったが、「モテ具合」を特記しているところに好感が持てた。

ただ、これらの感覚はあくまで著者の感覚で、幸せの定義はそれぞれが決めるべきだし、どうすることが幸せを感じるかを自分なりに模索することが大切。
お金はあくまで手段で、生きる目的を探しなさいと言う思いを感じた。

まとめ

経済評論家と言う立場の文章だったが、大人として一人前になったと認める息子さんにそれでも伝えておきたい内容だと言うことが感じられた。
自分の余命が解っていながら、こんな思いになれることに「家族っていいよね」と感じずにはいられない。
おっさんには、お嫁ちゃんも亡くなり、子供も居ないのでそんな風に思える相手はいないけど、だからこそ、この年になって改めてセカンドキャリア、退職した場合の意味を考えさせられる一冊だった。

追記

それにしても、アマゾンプライムすげーな、予定の無い日曜の午後をかなり有意義な時間にしてくれた。
2時間ほどの読書時間と1時間ほどのブログ記事作成の時間を作ってくれた。
しかも、タダで・・すげーサービスやな。

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