おっさん、凍死しないでね。ついに決行!雪山のウィングヒルズ白鳥で車中泊

おっさん一人旅

おっさんの思い

前回の車中泊テスト、in能勢で寒さにも耐えられることを証明したので、実際にこの経験を生かした車中泊を実行したい。
と言う訳で、寒さに耐えられる車中泊、寒いだけじゃなく別の目的も持ってやってみよう。このテーマで、おっさんは考えた。実はおっさんはスノーボードも滑れてしまう(2021年 48歳現在)。それを生かして、日中はスノーボードで滑って、その夜はゲレンデ駐車場で車中泊をしようと思う。

今回のテーマ

今回の旅のテーマを考えてみる。
・寒さにも耐えられる車中泊の実践。(おっさんの身体的強度が求められる)
・久々にスノーボードを楽しむ
・ゲレンデから出てきたら温泉に入って、そのまま車中泊に移行する。
・コロナの影響を考えて、密にならないようにする。

ここ近年は雪山に行ってないが、ゲレンデは混んでるイメージがあるので、密を避ける目的もあって、ここはサラリーマンらしく、有給休暇を使って、平日に行くことにしよう。
決行は1月15日に決定。神妙な面持ちで部長に「ちょっと、私用で有給を使いたいんですが・・」と切り出してみる。
まあ、いい顔はされないわな。それでも、何とか有給休暇をゲットし、準備に取り掛かる。

まずは準備

準備としてはこんな感じかな。
・前日の夜移動なので仮眠の準備
・スノーボードの用意一式
・風呂の用意
・夜の食事
・車中泊で寝る為の装備
・朝の食事
・雪山用の車チェーン
この中で重要なのが、使いたくはないが、チェーンは外せない。
次に考えたいのが「前日の仮眠」と「寝る為の装備」だ。これは能勢テストで実施済みだ。シュラフ2枚でやり過ごそう。スノーボードはどちらかと言うとオマケ的な扱いなので、忘れ物をしても、やむを得ない。
次に夜の食事だが、煙が出るのは避けたい、これは前回のテストで経験済みだ。おっさんの料理スキルはレベル0.02程度だ。「包丁でピーマンが切れる」・・・というレベルで全く実践では役に立たない。と言う訳で今回はレトルトに頼ろうと思う。いずれは、料理スキルも身に着けることを検討しよう。
後は、どこで実施するかだ・・・理想としては温泉が併設されていて、ゲレンデから近い場所で車中泊も可能そうな場所だが、とりあえずGooGle先生に尋ねてみた。
そこで出てきたのが「ウィングヒルズ白鳥」だ。第2駐車場には温泉があり、ゲレンデにも直結している。更に調べてみると、アプリをダウンロードすると平日は3000円になるらしい、さらに平日は駐車場がタダ、条件にピッタリだ。
これで、準備は万端だ。

いざ出発

1月14日の会社では多くを語らず、「特に問題ありません」的な顔で一日をやり過ごした。こうして何事も無いように仕事を抜け出し、23:00頃に大阪を後にして、岐阜に向かった。途中で休憩を入れ、一路ウィングヒルズへ、ここで問題発生!
まず、おっさんのハイエースにはカーナビが無い。そこで、今は携帯のナビを使っている。
加えて、おっさんのデータ通信としてはWimaxを使っているわけだが、Wimax経由でデータを受信していると滋賀を抜けた辺りから受信感度が悪くなり、ナビが役に立たなくなる!
「あ~・・・そろそろ北に向かうはずなのに・・・どのインターチェンジだっけ・・見えん・・」急遽どこぞのパーキングで停車し、原因を調べる。運転中は原因がわからなかったが、Wimaxを切って、キャリアの電波を使うと、カーナビが元に戻った。
Wimaxではまだまだ圏外地域があるようだ。今後も旅先で使う場合は「Wimax圏外」に注意が必要だ。
何とか午前2時頃にゲレンデ横の駐車場に到着。さすがは平日木曜の夜。(正しくは金曜の早朝) 周りに車は一切見えない。ちょっと不安だが、仮眠を取ることにする。しかし、これまでの仮眠とは訳が違う。完全に横になって寝れてしまう。素晴らしい、改造ハイエース!!

注意!

街中以外の移動中はWimaxは信用できない。これは、カーナビとして使う場合は結構大事なことじゃなかろうか・・・
今後は、カーナビとして使う場合はキャリアの電波を使おう。

スノーボード

1月15日は快晴、風もなく、客もなく、雪山遊び日和だ。

ゲレンデはガラガラだし

6人乗りゴンドラも1人乗りで使えた。

昼時のレストランもこんな感じ。

改めてゲレンデはすいてた。

さて、今回のメイン、車中泊

今回の旅のメインは雪山じゃない。寒い場所での車中泊がメインだ。
それでは、ボードを終了し、ハイエースから温泉の用意を取り出す。おもむろにゲレンデに併設された「満点の湯」に向かう。温泉としては可もなく不可もなく、しかし露天風呂からの景色は夕方の雪山が見えて平地では味わえない景色だったのが印象的だ。なにより雪山遊びを終えて運転することなく温泉に入れるのは有難い。

温泉を堪能した後は、そのままハイエースに潜り込む。

ここからが今回の旅のメイン、車中泊だ。駐車している車も少なく広々としたものだ。夜の食事だが、今回はパスタだ。茹でてレトルトのソースを掛けるだけの簡単夕食。料理のスキルも今後の改題だなあ・・・
温泉で体が温まっている状態で夕食、晩酌が出来る、久しぶりのスノーボードで体もクタクタなので直ぐにでも寝れそうだ。

何事か!

2/16の早朝、AM1:00頃の事だ。車の窓をたたく音がする。なんだ、なんだ、山賊か?事件か?退去命令か?寝込みを襲われビクビクしながら外を見てみる。するとスタッフらしき人が立っている。退去命令か・・・

おっさん:「何でしょう・・・」(と恐る恐る尋ねる)
スタッフ:「申し訳ありません。スタッフ内にコロナの感染者が出てしまい、明日の営業が中止になりました。」
おっさん:「あ、あ~・・、はい了解しました。」
スタッフ:「本当にすみません」
おっさん:「あの、朝までここで過ごしていいですか?」
スタッフ:「その点に関しては、問題ありません。」
おっさん:「ご苦労様です。」

ふ~、退去命令じゃなかった。良かった。おっさんとしてはもう滑る気はなかったので、問題無しだ。それにしても、スキー場も大変だ、この時期の週末に営業できないなんて、稼ぎ時だろうに・・・
最近はスキー人口も減っていると言う噂も聞くし、来年には閉鎖になるスキー場も出てくるのかも・・・
おっさんとしては、もう一眠りしよう。

さ、帰ろ

一夜明けて、ちょっと雪がチラついてます。周りに車もなく、ガランとした駐車場で朝のコーヒー、朝食、日記なんかを書いて10:00頃に出発。夕方に帰宅した。

まとめ

今回のスノーボード車中泊は実に有意義な時間だった。ハイエースでの車中泊のポテンシャルを十分に感じることが出来た。今後はもう少し過酷な条件下でのテストを行い、練度を上げていこう。
今後の課題としては
・スノーボードと車中泊 <実施済み>
・サーフィンと車中泊
・釣りと車中泊
・登山と車中泊
・DIYと車中泊
と言った、目的別車中泊を検討していこうと思う。

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