ドリンクホルダー無いじゃん!ハイエースのセンターコンソールをDIYする

車中泊用ハイエースのDIY

ハイエースのセンターコンソールは使いにくい

おっさんはハイエースで使いにくい所の一つとして、センターコンソールが使いにくいと思うんですよ。
飲み物買ってきたら
「あ~ん、もう!!飲み物どこ置くねん!!」ってなる。
(グレードの高いハイエースだったら、そんなこと無いのか・・・?)
下の画像でジンジャーエールを置ている部分ですが、実際には何に使うのかもよくわからん・・
少なくともジンジャーエールを置く場所じゃないでしょう。

もう一点、コンソールの上部(蓋部分)の窪みに携帯なんかを置いておくと、その下にある物が取り出せない・・蓋とコンソール本体が丁番で繋がっているので蓋を開けようとすると上の物が滑り落ちる仕様になっている。これって不便だと思うんですよねえ・・

更に言うとおっさんは運転中は偉そうに肘をついて運転したい。
けど、肘を置きたい所に肘置きが無く、ここでも不便している。
しょうがないので、蓋部分まで肘を伸ばして置いてる。(下図)
遠いっちゅうねん・・・

本当なら、下の画像の位置位辺りに肘置きが欲しい・・・

完成イメージ

そこで、おっさんはこのセンターコンソールを取り外して自前でセンターコンソールを作ろうと思います。おっさんの要望としては
・飲み物を置けるホルダーが付いてること。
・肘置きがあること。
・車中泊で良く使うUSBコードが運転中でも必要になることがある。そこで、運転席、居住スペース両方で使う物は移動できる場所に置きたい。
・携帯なんかを置いても取り出しやすい仕様にしたい。
まずはこの辺の要望を満たすセンターコンソールを考えてデザインしてみた。
ちょっと解りにくいが、肘置き部分と収納部分の「2パーツ構成」を考えてみた。
肘置き部分を「Aパーツ」、収納部分を「Bパーツ」とする。
因みにコアファイターは無い。(おっさんは初期のガンダム世代)

本体の基本はコンパネで行く

さて、センターコンソールの本体を作ってみよう。
今回はホームセンターで買ってきたコンパネを使ってみます。
厚さ1センチのコンパネは値段(1000円程)もお安く、大きさも申し分ない。
見た目は良い材料とは言い難いが、まずはお試しの意味も含めてコンパネで作ることにした。

基礎を設置

まずはセンターコンソールとハイエースが繋がっていたところをコンパネで作ってみる。
これで、ハイエースに固定されるわけなので、センターコンソールの基礎と言える。

Aパーツ

土台部分が出来たら、次は肘置き部分。ここはハイエースの本体の曲線に沿ってカットする必要がある。
カット、微調整、カット、微調整、カット・・・を繰り返して、ようやく完了。

肘置き部分が出来上がった。土台と肘置きを繋げてみる。

Aパーツ部分の大枠はできたので、次にBパーツが乗る部分を作っていく。

Bパーツが乗る部分にも収納を作ることにした。
ここには車検証や地図なんか運転席だけで使う物を入れることにする。
肘置きの下にもちょっとした書類なんかが入るスペースができた。

Bパーツ

Bパーツの形ははっきり言って、オカモチだ。
このオカモチの中にUSBケーブルや筆記用具、その他もろもろを入れておきたい。
更にオカモチの蓋部分には携帯なんかを置いておきたい。
取り外せる最大の利点はオカモチを持ち運べば運転席でも居住スペースでも必要な物に手が届く。
「あ~、もうどこ行った!!」と言うことが無くなる。(予定だ)

オカモチと蓋になる部品を切り出した。

オカモチの持ち手部分は鉄板(400円程)を使用する。
アルミも考えたが、強度的に問題があると思い、今回は鉄を採用。

さて、蓋部分はべニア板で作ってみたが、そのままだと携帯が滑る滑る。
ハイエースの動きに合わせて動きまくるので、滑り止めを敷く必要がある。
ダッシュボードの上で滑り止め専用のシートが売られているが、大きさが思っているより小さい。
蓋一面をカバーできる大きさが無い・・困った。
蓋の周りを下図のように縁取っても25×30cm位の滑り止めが必要なのに無いじゃん・・・

しょうがないので、代わりになるものを探して見た。
ホームセンターで5mm厚のゴム板がありました。
携帯を置くと程よく滑らずに留まっている。
これで行こう!!

ゴム板と淵部分を蓋と合体させる。
更に持ち手を付けて、オカモチの蓋が完成。

これで、Bパーツも完成

ドリンクホルダーを追加!

後はドリンクホルダーと肘置き部分を仕上げていく。
ドリンクホルダーはこれまたホームセンターで2つ500円のホルダーを購入。
これはAパーツに取り付ける。

肘置きを仕上げる。

更に、肘置き部分にクッションと仕上げの生地を張っていく。

ウレタンを肘置き部分に張り付ける。

そこに余った革を生地として仕上げていく。
完成した肘置きを取り付けるとこんな感じだ。
なかなか良い出来栄えになった。

肘置き部分も取り外せて中にちょっとした書類が入れられる仕様になった。

オカモチの蓋部分は持ち上がるので、蓋に携帯を置いておいても中の物が取り出せる仕様になっている。
こうでなくては、だめでしょう。
ドリンクホルダーも二つ設置できました。

更にオカモチの持ち手を持ち上げると中の荷物毎、後部の居住スペースに運べて便利!!
オカモチの下には車検証や運転席でしか使わない物(道の駅の地図とか)を入れておけると言う仕様。
すばらしい!

肘置きも希望の位置にあって、おっさんも満足だ。

難易度:☆★★★★

難易度としては星4つ。と言うのも、ハイエース本体との接合部分を調整しつつ作っていくところと、
Aパーツ、Bパーツのドッキング部分に苦戦しました。
もう少し、作業場所と道具があれば・・・とは思う今日この頃です。
それでも何とかこれまで使いにくかったセンターコンソールが完成しました。
これでかなり使いやすくなったことでしょう。
今後はこの使い心地を追記していこうと思います。
ただ、今回は安い材のコンパネで作っているので、何時の日かもう少し良い材料で再作成したいとも思ってます。
今回の材料ひですが、ざっくりとこんな感じです。

品名金額
コンパネ1000円
オカモチ部分の持ち手・鉄板400円
ゴム板400円
蓋の枠部分に使った木材300円
ドリンクホルダー500円
蓋の取っ手 (木製のハンドル部分)300円
肘置きのクッション家にあった材料なので0円
肘置きの革家にあった材料なので0円
タッカーとタッカーの芯800円
その他(釘やビス)家にあった材料なので0円
合計3700円

まあ、暫定ではありますが、満足のいく仕上がりになりました。
やっぱりDIYは楽しいですねえ。

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