コーヒー用の道具一式を持ち運べるようにしたい!
おっさんは結構コーヒーを飲む。
豆から挽いて飲む。
付け加えて言うなら、コーヒーは車中泊を気分的にも高めてくれるアイテムでもあって、結構大事なポジションを担っていると思う。
湖を眺めながら、山を眺めながら、桜を眺めながら、雪を眺めながら、といろいろある。
だから、道具が無くて飲めないときの落胆たるや計り知れない・・・
とは言え、日常生活でも使うので、一か所にまとめて持ち運びができるようにしたい。
そんなわけで、持ち運ぶ物リストとしてはこんな感じだ。
・コーヒー豆 (当然だ)
・計量スプーン
・コーヒーミル
・フィルター
・フィルターフォルダー
・ポット
こいつらをいちいち集めて車中泊と家との移動なんかすると、めんどくさいし、忘れたりする。
旅先で「フィルターフォルダー忘れた・・・」ってなったりする。これを何とかしたい。
因みに、おっさんはフィルターにはキッチンペーパーを使っている。
一度、フィルターを持っていくのを忘れて、キッチンペーパーで代用したら、問題なく使えたのでこれからもキッチンペーパーをフィルターとして使っていこうと思っている。
キッチンペーパーなら汎用性も高く、フィルターとしてもペーパータオルとしても使えて大変便利。
一式を配置するのに狙っている場所
そんなわけで、コーヒーセットの配置についてだが、助手席の後ろ、テーブルの上を候補に考えている。
実は前回の「ハンガー拡張計画」はこの前段階だったわけだ。
コーヒーセットの置き場所としてはここを狙っている。
このポットが置かれている位置辺りにコーヒーセット一式を配置したい。
コーヒーセットの固定の仕方
まずは、持ち運び用のコーヒーセットを作るわけだが、ハイエースの中で揺れても一式が倒れない仕組みを考える必要がある。
そこでおっさんのアイデアとしては、ハンガー部分を使ってテーブルとハンガーの間で突っ張らせる作戦を取ろうと思う。
この上図にある、窪みがポイントなるわけだ。
この窪み部分をハンガーに沿わせて設置する。
ここをハンガーに引っ掛け、テーブルと突っ張るように板をカットするつもり。
この下の感じだ!
この長さと窪みをコンパネで作れば、車の揺れにも動じない棚ができるはず・・
次に、コーヒーミル、フィルターフォルダー、ポットの配置を考える。
これで、コーヒーセット本体がハイエースの揺れで倒れることは無い。と思う・・・
なので、実際に一式として格納するコーヒーミル、フィルターフォルダー、ポットの配置を考えてみる。
まずはコーヒーミルをコーヒーセットに固定する方法を検討する。
コーヒーミルは見た目から安定感が無い。
頭でっかちの上に、ハンドル部分が出っ張っていて、全くもって車中泊は想定されていない。
ただ、腰回りは引き締まっていて都合がいい。
この部分を使って固定するようにしたい。
そこで、腰回りの大きさを型紙で取ってみた。
腰部分を引っ掛ける仕様にして、端材のコンパネをカットしてみる。
差し込み口付近を若干細身にして手前にずり落ちてくるのを防げる仕様でできたのがこれだ。
その勢いでフィルターフォルダーの方も差し込めるようにしてみた。
このミルとフィルターフォルダーを縦に並べて収納できるようにしてみる。
両サイドにはの板には窪みをつけて、突っ張れるようにしている。
ついでに、ポットも固定できるにしてコーヒーホルダーが完成した。
一次開発の完成
ミル、フィルターフォルダー、ポットの位置が決まりハイエース内のハンガーに収まることも作戦通りに確認できた。
これで、一次開発は完成したと言っていいだろう。パチパチ~♪
少し近所をドライブしたが、棚を始め、コーヒーミル、フィルターフォルダー、ポットそれぞれ揺れに耐えていた。もう少し実証実験が必要だが、概ねいけそうだ。
うむ、想定通り。おっさんも満足です。
お次は移動用の持ち手とキッチンペーパーの固定
キッチンペーパーはロールになっているので無くなったら補充できるようにトイレットペーパー風にしたい。
更にはハイエースの揺れでむやみにロール部分が回らないような仕組みしたい。
さてさて、どうしたものか・・・
まずは、キッチンペーパーの配置だが、こちらはトイレットペーパー風なのでそんなに難しくない。
キッチンペーパーの芯の部分にはおっさんお気に入りのスペーシアを使う。
そのスペーシアが引っ掛かるようにコンパネをカットして、側面に打ち付ける。
それが下図の感じだ。
両サイドに取り付けたら
こんな感じでキッチンペーパーホルダー完成!
持ち運びには持ち手も欲しい!
家とハイエースの間をウロウロすることを考えると、持ち手も欲しい。
ただ、持ち手機能だけでは、もったいないので、ペーパーの無駄回り防止機能もついでにつけてみよう。
ここにはちょっとしたギミックが要求される。
持ち手部分が自重でキッチンペーパーを抑え込むようにしたい。
持ち手なので、簡単に曲がってしまってはまずい。
と言うわけで、8mmの鋼材を用意した。
何とか素手で曲げることができるが、直角には曲がらない。
それに、鋼材に触れると鉄片がついて、汚れてしまう。
これじゃ、キッチンペーパーも汚れてしまう。
考えたのが、細身のスペーシアを使うことだ。
これで、直角に曲がらなくても持ち手部分は真っすぐになるし、鉄片もつかない。
8mmだと持ち手が細すぎたがスペーシアの直径は約2cmなので持ち手としても安心感がある。
持ち手部分の付け根がクルクル回るようになって、キッチンペーパーを抑え込むことができる仕組みにしてみた。
こんな感じだ。
自宅側の対応
自宅側もこのコーヒーセットが収まるようにする必要がある。
自宅内にもおっさんお手製の棚があるのだが、その一部を解体し、ハイエース内のハンガーと同じ高さにスペーシアを通してみる。
これで、自宅に持ち込んだときも同じように収納できるようになった。
こんな感じだ。
これで、家の中でもハイエースの中でもコーヒーに関しては「あれ、忘れた・・・」ってことがなくなるだろう。
完成
さて、それではハイエースに設置してみる。
助手席の後ろには何もないが・・・
あら不思議!コーヒーを作るのに必要な一式が突如あらわれました!
すばらしい!!
お気付きかと思うが、まだコーヒーを作るのに足りないものがある。
それはカップとコーヒー豆だ、カップはハイエース内に常備している、コーヒー豆は基本的にクーラーで保管するつもりなので、この棚には置かない仕様にした。
コーヒー豆を忘れたら、その時は・・・チーン・・・って感じだ。
遠めに見てもいい感じに収まっているように見える。
後は車中泊で使ってみて問題点を洗い出し、対応していこうと思う。
難易度:☆★★★★
材料としてはコンパネ1/4枚(1000円の1/4)とスペーシア1本の半分(1000円の半分)、鋼材1本(200円)と言うわけで、約950円って感じでしょうか。
残った材料は次のアイテムで使おうと思ってます。
今回の難易度としては、作りはコンパネをカットして張り合わせる。
この部分に関しては特に難しくなかったが、鋼材を曲げて動くようにする為に「ベンダー」と言うのか、「曲棒」と言うのかそう言った曲げるための道具が欲しくなった。
そもそも、作業する場所がほしい・・・
と言うわけで、自力で曲げる所が少し悩んだかな。
後はできるだけコンパクトに、ハンガーの高さ内に納めるデザインとコーヒーセットが落ちにくくする工夫について悩んだので星4つとしてみました。
使い勝手については乞うご期待と言った感じです。
いや~、DIYは楽しいですね~
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