やはり必要になった「フック3号機」を作ってみる。
おっさんのハイエース生活で音楽担当の要となるのが、スピーカーその名もSONY「SRS-X1」だ。
フォルムの可愛さもさることながら、音質、バッテリー共に十分におっさんを満足させている。
ただ、その円いフォルムが仇となり、ハイエース内ではゴロゴロと車内を駆け巡っている。
そんな「SRS-X1」の安定化を図り、おっさんはフォルダーを作った。
まずは、その様子を見てからこの記事に戻ってきてほしい。
「フック2号機」お疲れさまでした。
「フック2号機」は機能的には問題なかったが、長期の使用には耐えられなかった。
厚さ0.3mmのアルミでは「SRS-X1」をホールドし続けるとだんだんフック(爪)部分が弱くなってくる。
更に、根元部分も広がって行き、ホールドが弱くガバガバになってしまった。
そろそろ、次の段階に移る頃あいだ。
「フック2号機」お疲れさまでした。
0.3mmのアルミなので、やはり重厚感に欠ける・・
根元の部分も曲がってきている。
そこで、次の「フック3号機」は厚さ1.0mmのアルミを使用。
「フック2号機」の約3倍の強度が期待できる。
サイズは前回と同じ型から取ります。
剪定鋏でカット。
前回より数段強度が増して、切りにくいことこの上ない。
ただ、この切りにくさが「フック3号機」の強さと言える。
あまりの強度にちょっと擦っただけで、出血してしまった・・・
鑢(やすり)でカットしたところを整えることにした。
前回の0.3mmの場合はヘロヘロだったので、そのあたりの対応も無かったが、さすが、1.0mm侮れない・・
フック部分にも切り込みを入れてペンチで折り曲げていく。。
前回の0.3mmはペラペラだったためにスピーカーに細かな傷がついたが、今回の1.0mmはそれなりに厚みがあるので、その部分を鑢(やすり)掛けすれば、ビニールテープでクッションを作らなくてもスピーカーを傷つけずに済みそうだ。
これもうれしい誤算だ。
こんな感じに仕上がった。
写真ではわかりずらいが、ペラペラ感はだいぶ無くなったと思う。
最後に一工夫として、ビスを通せるようにした。
スピーカーを挟んだ状態で、ビスを締めれば更に落ちる心配は無くなるというわけだ。
ナイス、アイデア!
「フック2号機」と比較したら、厚みは断然強化されている。
実装
さて、それでは完成した「フック3号機」をハイエースに実装してみる。
装着感としては「フック2号機」と大差ない。
見た目ではビス部分が前回との違いと言う程度で大きな違いは感じない。
まあ、当然だ。
だが、スピーカー装着する時のホールド感、安心感は半端ない。
ガッチリホールドして、「落とさないぞ」と言う意気込みを感じる!
更に、ビスを止めると力加減によっては、「スピーカーを潰せるのか!」と言うほどのホールド力を持っている。すばらしい!
正面から見ても、なかなか様になっている。
レベルアップできた感じだ。後は、使ってみて改良するかどうかを決めていきたい。
難易度 ☆☆☆☆★
今回の難易度は星一つとしておこう。
前回が星2つだったのだが、今回は厚みが増したとは言え、「フック2号機」と同じ作りなので、作る上での問題点はほぼ無かった。
あえて言うなら、カットの時に思ったよりも力が要った点だが、星を増やす程の難しさは無かった。
しかし、簡単ではあったが、それ以上の成果が出た一品だと思っている。
これで、スピーカーの転がり問題も一応クリアできたことだろう。
今後は実証実験を繰り返していこうと思っている。
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