夏場はリアゲートを開けてゆっくりしたい!
冷房設備は小型扇風機しかないハイエース。
ここでは窓を開けて寝れないと蒸し焼きになる可能性が高い!
冷房を入れたりできれば良いのだが、電力的にも予算的にも難しい・・・
となると簡単な対策として窓を開けて空気の入れ替えができるようにするのが良いだろう。
リアゲートを完全に開けてしまっては安全面でも問題がありそうなので、「ちょっとだけ開けるフック」を作っている。
しかし、チョット開いている状態というとのは虫、特に蚊の侵入を防ぐことはできない・・・
そこで必要になるのが、網戸だ。(それと蚊取り線香・・個人的にこの匂いが好きなんです。なんて言うか「夏」のノスタルジー感がする・・)
作戦としては、枠から考える
そこで、まずはどうやって網戸を固定するかだが、Google先生に尋ねてみた。
多くは大きめの網戸を巾着のような紐で縛り、固定すると言った方法が多い。
お値段的には5000円程度からあるようだ。
後はリアゲートのゴム枠部分に挟み込むタイプで、16000円程度の物があるみたい。
さてさて、おっさんはと言うと、巾着で縛る場合、リアゲートより一回り大きな網戸になる。
そうなると、網戸をしたままリアゲートを締められなくなる。
ゴム部分に挟み込むタイプははめ込みに手間取りそう・・・
なので、おっさんの作戦としては、リアゲートのわずかな隙間にある鉄部分に磁石で固定する方法を取ろうと思う。
枠を取る
下の画像で緑の付箋が見えるだろうか?
タコ糸でリアゲートの枠を囲って、各四隅と真ん中に付箋を貼ってみた。
これがリアゲートの外枠の大きさになる。と思うんだけど・・間違ってる?
この枠を新聞紙に張り付けてみた。
タコ糸は確かに曲線を描いていたが、枠としては最大の場所になっていると思っている。
んだけど、間違ってる?
この時はそう思って、四隅をまずは作ることにした。
四隅を作る
四隅になる部分を帆布を使って、カットしてみた。
但し、右上だけはカーキ色の生地を使った。
これで網戸を張る時に四隅を探す必要がなくなることを期待している。
さて、その四隅の部分はマグネットで留めるわけだが、ここで登場するのが100均のマグネットだ。
全部で10個、1000円分を買って来た。
工夫
ここでひと工夫。
マグネットを生地で挟んで縫い付けた場合、表・裏でマグネットの磁力が同じになってしまう。
そうなるとハイエースの枠に取り付けて、リアゲートを締めて再度リアゲートを開いた場合、マグネットが枠側にあるか、ゲート側に移っているかが怪しい。
そこで、リアゲート側になる方に帆布で縫い付ける。
こうすることで、リアゲート側のマグネットの磁力が弱まり、枠に残ったままとなる。
このひと工夫が無いと、開ける度に網戸が外れかねない。
こんな感じで、まずは四隅部分にマグネットを縫い付けていく。
四隅には「これでもか!」と言う量のマグネットを設置してみた。
これで、なかなか外れないだろう。
次に四隅ができたので、あいだ部分も作ってみる。
四隅と間部分を繋ぎ、四隅の磁力だけでリアゲートに留めてみた。
ん、いい感じだ。網戸は張っていないが、枠部分はリアゲートに取り付けることができた。
当然、リアゲートを締めても網戸部分は枠に残ったまま閉じることができた。
ゲート側になるマグネットの磁力が弱まっているということだろう。
想定通りだ。
網戸取り付け
それでは、あいだ部分にもいくつかマグネットを縫い込んでみる。
これで、枠部分はハイエース本体にくっつく感じになった。
さて、ここからは網戸部分を縫い込んでいく。
網戸一枚では足らないので、2枚を足す感じで作ってみる。
まずは、2枚の網戸を縫い合わせる。
そこは、ミシンの登場だ。
注意
ここで注意!外枠に対して真っすぐに縫い込んでしまうとまずい。
やっぱり、おっさんの懸念は的中した!
タコ糸で枠を取って、新聞紙で大きさを確認していたのにも関わらず、網戸を仮縫いしてら枠に収まらない。
と言うのも車体のリアゲート枠は車体自体に丸みやゴム部分の厚みを持っているので、やや余裕を持たせて網戸を張らないとせっかくの枠に収まらない。
そこで、まずは仮縫いして改めて網戸がリアゲートに合うことを確認する。
この仮縫いでリアゲートに合うようになった。
ブログでは一瞬だが、5回ほど仮縫いを解いて調整した結果だ・・
思ったより網戸のツッパリが激しく、かなりゆとりを持たせた仮縫いになった。
仮縫いに沿って、ミシンで本縫いをするわけだが、ここで事件が発生!
外枠には100均のマグネットが入っているわけだが、そこにミシン針が乗ると、上のように折れてしまう・・・
仕事から帰って、夜なべして作っているのに道具が無くなるなんて・・・
又、週末ミシン針を買ってこなくては・・
やる気になってるときに心が折れる事件だった・・・
完成
週末にミシン針を買いに行き、新たな気持ちで本縫いをやり遂げて、リアゲートに取り付けてみた。
うん、大丈夫。
枠に収まっている。
嬉しい瞬間だ。
余分な網戸をカットして、再度リアゲートに取り付ける。
「右上」の目印もやはりあって良かった。
網戸を広げた時にすぐに方向が解って有難い。
リアゲートの開け閉めも可能で、これで、「網戸常設」もできる!
取り外しはマグネットなので、引っ張ればパラパラと取れるのでこれもOKだ。
網戸はこんな感じになった。
これで蚊も侵入できないだろう。
リアゲートの下にとりつく部分はゲートを留めるフックを巻き込まないようにマグネットを張り付ける必要があるが、まあ問題ないだろう。
オマケの袋を作る
この網戸だが、やはりハイエース内に常設しておきたい。
だが、網戸だけだと広がって結構場所を取る。
そこで、余った布を使って、袋を作ろうと思う。
イメージとしては、シュラフなんかが入っている袋をイメージしている。
お尻に引っ張るベルトが付いていて、紐で口を縛る仕様だ。
網戸をそのまま置いておくと、こんな感じに広がってくるが、袋を作ったことで、きっちり収まった。
イメージ通りだ。
これで、ハイエース内でも場所を取らず、常設しておけるだろう。
完成!
難易度:☆☆★★★
今回の網戸は難易度、星3つとしよう。
ブログ上ではサラッと完成しているが、リアゲートとの大きさの調整がかなり面倒だった。
ゲート枠の丸みや、ゲートの開け閉めが可能な丁度いい大きさに調整するのにかなりの時間がかかった。けど、これでこの夏はリアゲート全開でも寝れると思うと楽しみだ。
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