ダレスバック風、がま口のゴルフボール入れをレザークラフトで作ってみる

レザークラフト

2個じゃ足らん!

おっさんは不本意ながら、営業と言う職についている。
そして、流されるまま接待ゴルフもやっている。
そのゴルフではいろいろとアイテムが必要になってくる。
おっさん達がこぞって遊ぶゴルフなので、イチイチ高価なアイテムが必要になる。
そんな一つが、ボール入れだ。
ゴルフとは棒でボールを打って穴に入れる遊びだが、小さいボールを目一杯叩くのですぐにボールが無くなる。
そこで必要なるのが、スペアのボール入れだ。
Google先生に聞いて、ボール入れを探してみたが、こんな形のボール入れが多かった。
お値段は1000円、2000円とするじゃないか。
「作ったらええねん」の精神で、一つ作ってみた。

実際使ってみて、使い勝手は悪くない。
しかーし、おっさんの腕ではボール2個は少ない。
5個は持っておきたい。

作戦

おっさんの思うところはこんな感じだ。
・ガマ口で出し入れできるポーチみたいなやつを作りたい。
・ボールは5個は入れたい。
・ティーも入れておきたい。
・ベルトに引っ掛けて使いたい。
そんな思いをもって、ノートに設計してみた。

今回のポーチで目玉となるのは、がま口部分の金具も自前で用意するところだ。

がま口部分を作る

ホームセンターで買って来たアルミの棒を強引に折り曲げ、口部分になる大きさをグラインダーでカットする。

強引に曲げてカットする。

内側になる部分は革2枚分小さく作る。
この加減が難しい。

カットが出来たら、それを留める為の穴をドリルで開けてみる。

ついでにフックを取り付けるつもりで、口部分にも穴を開けておく。

口が繋がったイメージがこんな感じだ。

閉じたら、こんな感じ。

本体部分の作ってみる。

口部分が出来れば、お次は本体部分だ。
ネットで色々調べてみると、口となるアルミ部分に革を一旦巻き付けてから本体と縫い合わせる方法と、口部分に沿って革を貼り付け、その後本体の革部分に縫い合わせる方法の2つがあるようだ。
当然、本体と一体の方が、手間はかからないだろうが、分かれている方が難易度は低いと思う。
おっさんとしては今回は分けてセパレートのパターンで作ることにした。

がま口に合わせて本体部分とがま口部分の型紙を作ってみる。

がま口部分を型紙に合わせてカットする。

こんな感じ。

がま口部分の革をがま口に接着剤で張り付ける。

このまま放置。

次に本体部分をカットする。

本体部分にはベルトに留めれるようにホックを付けるのを忘れずに。

ホック部分を事前に縫い合わせる。

そして、袋状に本体を縫い合わせる。

裏返して袋状にする。

ホック部分もこんな感じ。

さて、放置していたがま口部分に穴を開ける。

本体部分とがま口部分を縫い合わせていく。

おっと、なんとなくダレスバック風になってきた。

後は口の可動部分にビスをはめ込んで完成。

完成!

ボールが5個は入る大きさで、その中にティーもまとめて入れておく仕様だ。

ベルトに吊るせて、見た目は思惑通りの仕上がりになった。

まとめ

完成したダレスバック風ポーチを使ってゴルフのラウンドを回ってみた。
その感想としては、改良の余地「有」だ。
まず、ボールの取り出し口だが、少し小さい。指は入るが、拳は入らない。
拳が入るほどの大きさにするつもりは無かったが、やっぱり取り出しにくい感じがする。
ここは何とかならないかなあ・・・
もう一つは、5つのボールを入れた状態で、コースを走り回ると、ボールどうしが当ってゴロゴロと音がする。まあ、慣れれば気にならないかもしれないが、一緒に回っていたメンバーに「ゴロゴロ音するな」と指摘を受けた。
これも何とかならないかなあ・・・
5個もボールを持ち運ぶのが持ち過ぎと言う意見もあるが、まだ5個くらい欲しいところだし、しばらくこのポーチを使っていくが、もう少し検討してみようと思うおっさんでした。

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