ゴルフにはこんなものまで要るのか!
ほんと遊びには道具が必要だ。
今回作ってみるのはマーカーと呼ばれるゴルフの道具。
ゴルフ場にも各ゴルフ場の名前が入ったマーカーがあるが、世のおっさん達はそれぞれ自前のマーカーを持っている。種類も柄もいろいろだ。
どんな時に使うかと言うと、ゴルフボールがグリーンと言われるエリアに載ると、一緒に回っているメンバーのボールも大体グリーンに載っている。
そして、小さな穴をめがけてお互いが交互にボールを打つわけだが、その時に他のボールが邪魔になり、当てちゃうとペナルティーとか言われる。
そんなわけだけだから、自分のボールがある位置を一旦ボール以外の目印、「マーカー」で場所を記録しておく。そして、次回自分が打つ時の目印にするわけだ。
何とも優雅な遊びだ・・・
マーカーに求められる要素
マーカーに求められる機能としては、たぶんこんな感じかな。
・できるだけ薄い形状。
他人が打ったボールがたとえマーカーに当っても出来るだけ、影響を少なくするため。
・取り外しが楽なこと。
グリーン以外では使わないので、グリーンに載ったらモタモタせず、使いたい。
・かさばらないこと。
・当然、お安いこと。
と、まあ、こんな感じの要望になるだろうか、結局のところ市販の商品を見てみると、「お安い」以外の機能については参考になるアイテムがたくさんあるんですよ。
ゴルフと言う大きな市場では日々、いろいろとアイデアが出ていると言うことです。
磁石を使って、こんな感じで作ってみよう!
Google先生に色々聞いてみて、帽子に挟めるマグネット式のマーカーがいい感じです。
材料は100均のマグネット4つ程と余っている革と生地でチクチクと縫えばできそうだ。
2個入り100円のマグネットを2個買ってきた。磁石2つで帽子を挟む部分(ここでは「マーカーフォルダー」と呼ぼう)と、マーカーを作ってみる。
マーカーフォルダーの作成
マーカーもマーカーフォルダーもいつものレザークラフトよりは小さな作品となるので、カットの前に縫い合わせてみる。そして、2枚の革を合わせてカットしていく手順にしてみた。
この手順のメリットはカットした時に上下の革で誤差が少なくなること。
小さな作品を作る場合はこの方が作りやすいんですよねえ。
注意点
ここで、一つ注意しておきたい。
磁石にはS極・N極があると思うが、このマーカーフォルダーは帽子を挟む仕組みになるから、S/N極を注意して縫っていかないといけない。間違うと、帽子を挟むことができず、おっさんみたいに縫った部分を解く(ほどく)ことになるので注意が必要だ!
革だけで挟むとマグネットの磁力が弱くなるので、マグネットの部分には革より薄い生地を使ってみた。
カーキ色の部分が生地で、マグネットが入ってる。
マーカーの作成
次にマーカー部分の作成だが、こちらは薄さを求めて、生地は使わず革だけでマグネットを挟む感じにしてみよう。
作る手順はこちらも、先に縫ってからカットの手順で行く。
革と革の間にマグネットを入れて縫い上げていく。
それが出来たら、カットだ。
今回は2つのマーカーを作ったので、ぴらぴら部分が小さいのと、大きいのと2種類作ってみた。
使ってみて、今後の参考に使用。
完成!
マーカーフォルダーとマーカー2つが完成した。
帽子に取り付けてみる。
なかなか良い感じじゃなかろうか。
グリーンに乗るまではこんな感じで帽子につけておく。
グリーンに乗ったら、マーカー部分を取り外して、ボールをマークするわけだ。
まとめ
マーカーの要望だった、出来るだけ薄い形状、取り外しが楽なこと、かさばらないこと。
この点はクリアできているようだ。
最後の要望である、「お安いこと」については、100均のマグネット2個を買っただけで、他は余った革と生地を使ってるので、200円って所なので、クリアしている。
製作時間3時間はプライスレス!
後は実際に使ってみて、使い心地なんかを検証していこうと思う。
こういうのを作ると、次回のゴルフが楽しみなるよねえ~
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