関西在住で日帰り旅行ってどこかないかしら?って時になかなかいい所がありましたのでご紹介します。
その名も「友ヶ島」です。
「友ヶ島」のおすすめポイント
- 船に乗って島に入ります。日頃船に乗らないのでこの時点でテンションが上がります。
- 島はハイキングがてら歩いて回るには高低差も少なく、ちょうどいい広さです。車も走ってないのでちびっ子でも大丈夫。
- アニメの「ラピュタ」の元ネタとなった旧日本軍が使っていた基地の砲台跡地があって、いろいろテンション上がります。
乗船
大阪から和歌山まで高速道路を使って、船の1本目に間に合うように到着。
お嫁ちゃんの指示で、1時間程早く到着したが、内心では「そんなに早く行かんでもええと思うねんけど・・」と思いつつ、そんなことは口に出さない。
それでも、既に乗船の列ができていて、その最後尾についた。
何やら、この日(5月25日)は「友ヶ島」の記念日らしく、船賃も少しお安くなっていた。(1000円⇒800円)
おっさん達が乗る船が出港する時には満員になっていて、出港間際の客は次の便に乗ることになるほどだった。
(お嫁ちゃんの意見に異を唱えることなく、出発しておいて本当に良かったと思った瞬間です。)
上陸
20分ほどのクルージングで島に到着。
港で事前にもらっていた地図と見比べて散策ルートを確認する。
まずは、灯台の方に行って、展望台、砲台跡と回るルートだ。
島に降りて反時計回りのルートで行くことにした。
その日1本目の船で最初に上陸したので、前を歩く人は誰もいない。そんな島をずんずん歩いて進んでいく。
最初の灯台に到着するまでに小さめの砲台跡地があった。
「ようこんな所に作ったな」等と言いながら、灯台に向かう。
灯台では海上保安庁の方達が灯台を開放し、旅行者に案内していた。
この日以外、ここは閉鎖されているらしく「友ヶ島」の記念日の一環として開放されていたようだ。
無料開放ということで、遠慮なく灯台に上らせてもらう。
高さは8m程度なので、そんなに高さが変わるわけではないが、木で見えなかったところが見えるくらいの開放感があった。
灯台見学もそこそこに、メインイベント砲台跡地本体を目指して移動を開始した。
灯台の位置から一旦坂を下ったところにキャンプができる広場を通っていく。
30張りは張れる広さと、水場、トイレがあってキャンプも楽しそうだ。
島全体と通して思ったことだが、こういった開けた場所は芝が刈られて手入れされているように見える。しかし、よく考えたらこれは手入れではなく、島に生息する鹿が芝を食べることで高い草が生えていないだけだろう。
自然の芝刈り機と言うことだ。
ポイント
5月とは言え、結構暑い日で水分の準備は怠らないように。
船着き場以外に自販機があったのはキャンプ場くらいのものだったので、
飲み物は是非買っておこう。
(おっさん達は500mlを2本持っていたが、ちょっと足りなかった。この辺は個人差あるけどね)
キャンプ場を抜けてハイキングコースを進んでいくと、何やら脇道がある。
地図にもあるが、その先は行き止まりとなっている。
ただ、何やら人工物もあるらしく、時間的にも余裕があったので行ってみることにした。
するとそこには、トーチカのようなものがある。
広さは6m四方程度の広さがあり、半地下のような状態になっている。
上空からも見えないように屋根も木に覆われている。(終戦から日がたってこうなっただけ?)当時、ここで海底からの音を探知していたらしい。戦争中って色々考えるよねえ。
寄り道を終えて、いよいよ砲台跡地に到着。
なるほど、確かに「ラピュタ」っぽい。(また、アニメ見たくなった。)
軍の施設だけあって、しっかりした作りになっている。
思ってたよりも広くて、見ごたえも十分あった。
ポイント
懐中電灯は忘れずに!
砲台跡の中には弾薬庫とかもあって、中は真っ暗。
広さは10m四方位あるが、全く見えません。
おっさん達はヘッドライトを持って行ってたので中を見れましたら、無いと不便ですよ。
但し、弾薬庫の中で、明かりを上に向けると、コウモリが飛んでくるかも。おっさん達めがけてコウモリが飛んできたので、おっさんもお嫁ちゃんもヒイヒイ言ってました。
(イベントとしては楽しいけどね)
砲台跡地を冷かして、船着き場に向かった。
大体7Kmくらいのハイキングだろうか、高低差もそんなになくてちょうどいい。
おっさん達は5月でハイキングには良い季節だった。
船着き場で、次の船の時間をチェックし、1時間程時間があったので、ジュースを買って、松の木陰で昼寝して、船を待つことにした。
船に乗って、和歌山の港に着いた。
時間は14:00過ぎ、ここでお嫁ちゃんセレクトの遅めのランチにする。
場所は船着き場の駐車場から歩いて行ける距離らしい。
おっさん「なあなあ、なんてお店やったっけ?」
お嫁ちゃん「ごにょごにょ商店ってみせやで」
おっさん「なんて、よう聞こえへん?」
お嫁ちゃん「まあ、ええやん、予約してへんし、早く行ってみようや」
おっさん「店の名前知らんと探されへんで?」
そんな時、ちびっ子が走ってきて
ちびっ子「おかあさん、マンコー商店ってあっちみたいや!」
お嫁ちゃん「あ、あの店、恥ずかしい名前やから言われへん」
おっさん「了解、そんじゃついて行こうか、その満幸商店に」
満幸商店
そこで、遅ればせながら、食べたランチは実に良かった。
お嫁ちゃんチョイスはナイスでした。
満腹になって、店を出たところに何やら鳥居が立っている。
ついでに、ここも冷かしに行こうと言うことで「淡嶋神社」に行ってみました。
なんか変わった神社で、人形を供養する神社かな?
笑える物から、不気味なものまでいろいろと取り揃えておりました。
ひとしきり、冷かして大阪に帰っていきましたとさ。
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