2023・GW おっさんの社会見学・ ベトナムはハノイへ

おっさん一人旅

久々の海外旅行、どこ行こ?

コロナで海外への旅行は行けてなかったが、2023年は違う。
そう、海外への渡航が完全ではないが解禁された。
今年(2023年)のGW(ゴールデンウイーク)は4/29~4/7の9日間、3月現在で特に予定はない。
こんな状態でGWを迎えたら、おっさん一人ソワソワ過ごすこと、請け合いだ。
無理してでも予定を立てねば、ソワソワを何とかせねば・・・
と言うことで、この期間で行ける所はどこかいな?
う~ん・・バリ島、タイ、フィリピン、オセアニア、ベトナム・・この辺かな~
飛行機の運賃って最近はどうなってる?チェックしてみよう。
調べてみると軒並み10万円を超えてくる・・・
え~・・・高い~・・・
そんな中、6万円台の旅行先がありました。
そう、ベトナムはハノイです。

おっさんおひとり様、関空・ハノイ直行便¥64,460也。
べトジェット航空、特に何も考えず、予約を入れてみました。

飛行機以外の事前予約

久々の海外だ、事前の準備には何が要るかいな・・・
そうそう、おっさんもいい歳だし、保険に入っとこうかな、後は現地でネット使いたいし、WiFiも予約しようかな。

海外旅行保険

今回は4/29~5/7の9日間だ。
この期間の保険を「東京海上日動」のサイトで契約してみた。
お値段は、¥3000円程、約款なんかが出てきたが、読み飛ばし契約完了ボタンをポチっとしようとした。
そこで、目についた1文が、「旅行時の年齢が50歳未満の場合」と言う一文・・・
そうそう、おっさんの生まれは1973年4月23日だ。
そして、今年50歳になるじゃん・・・ああああ・・・なんか、旅行中は50歳かも・・・
と言うことで、改めてサイトの年齢なんかを見直して、再度契約内容を確認すると、あら不思議、¥4310円になってた・・・
そんなに、おっさんが悪いのか・・と思いつつ、契約ボタンをポチッとした。
50歳とは、つまり保険料が上がる歳と言うことだ。
旅先でケガとかして病院に掛かる率が高くなる年齢ということだ。
こんなことで、ちょっとショックを受けつつ、準備を進めていくおっさんでした。

クレジットカードの付帯保険

そうそう、クレジットカードには付帯保険なるモノが付いてるのがあるらしい。
海外旅行の保険代わりになるそうな・・・
今後、コロナもあけて海外に行くことが多くなるのであれば、ちょっと検討してもいいかも・・・
備忘録としてメモっとこう。
ゴールドカードとかになるのかな・・・

Wi-Fiの予約

Wi-Fiだが、これまでの旅行では日本から事前に海外用のルータを予約して現地に持ち込んでいた。
今回もそのつもりで「GLOBAL Wi-Fi」で予約しておいた。
¥8000円くらい。
しかし、これからは現地のSIMカードを調達した方がいいんじゃないかと思うおっさんです。

現地SIMカードの備忘録

まず、ベトナムだけかもしれないが、現地では「Glabタクシー」が移動の基本手段だ。
※Glabタクシーについては後述する
それには、現地電話番号があるのが望ましい。
現地SIMカードであれば、電話番号も借りれるし、何より日本で借りるよりお安い感じだ。
SIMカード自体も空港内で買えて、SIMカード屋も「あれ?買わないの?」みたいな感じで外人は買うのが普通みたい。

いざ出発!

まずは、今回の荷物を纏める。
バックパックに詰め込んでみた、約12Kgだった。

・着替え (下着とTシャツとかかな)
・電化製品 (携帯・スマホ・iPad・カメラ・動画用カメラ・充電機セット)
 (最近はこの電化製品が重くなってきた・・・今回はノートPCは除外した。)
・サンダル
・日記帳
・アメニティセット (コンタクト・薬・歯磨きセットなんか)
・お金とパスポート

こんな感じにまとまったが、不要な物としては、靴だった。
関西空港まで靴で行ったが、飛行機内でサンダルに履き替え、以降帰るまでサンダルだった。
家からサンダルで行けば、靴は不要だったことになる。
結構かさばるし、持ち物リストからは戦力外通告としておこう。

ハノイ到着

さてさて、飛行機の遅れもあり、20:00頃にハノイのノイバイ空港に到着。
事前に路線バスの番号を調べていたので、「86番」をさがす。
気温は夜と言うこともあって、体感的には「涼しい夜」って感じ。
温度は23度ってところかな。(知らんけど・・)
湿度はそこそこ、68%ってところ。(知らんけど・・)

バスを待ち、市内に向かう。
ネットの宿予約サイト、「アゴダ」で予約を入れておいた。
ただし、料金の支払いは現地での支払いとなっている。
ここが、罠だった・・
遅くなったこともあり、嫌な予感はしていた・・・宿に着いたが案の定「オーバーブッキングで空き無い」と開き直る宿の店主。この辺りがベトナムクオリティー・・・
まあ、そうなるか・・・
とは言え、もう22時、何とかしないと・・・
到着初日にして、軽い試練だ・・・
「まあ、暖かいし死ぬことは無い」自分に言い聞かせながら、懲りずにアゴダで空き宿を探す。
ここから、2Kmほど離れた箇所に空きの宿があるようだ。
歩いて・・・は遠いので、そこらへんを走っているバイクタクシーを捕まえて送ってもらう。
50,000ドン。(約300円)今から思えば高い気もするが、着いたばかりで宿が決まってない観光客にしてみればやむを得ない・・・

何とか、到着・・・
到着早々の洗礼を受けた・・旅の醍醐味やな・・・
しかも、近くにコンビニもなく、食べ物の調達もままならず、この日はふて寝だ。

ベトナム生活開始

おはようございます。
まずは、ベトナムの朝食、フォーだ。
朝マックならぬ、朝フォー、45,000ドン(約270円)。
これが中々お腹にも優しく食べやすい。
なるほど、ベトナム食、やるね。

細めの面で、あっさりした味付け、でも肉も入っており、お腹にも溜まる。
鶏がらスープが食欲をそそる。
味は屋台をやってるおばちゃんの腕次第。
美味しい所と、そうでないところがあるが、それも楽しみの一つ。

朝は商店も活気があって、おっさんも魚をひたすら裁いてる。
ぶつ切りにしてはおばちゃんにパスを繰り返す。
めちゃ早い。

果物も豊富だ。
おっさんも日本では食べない果物を幾つか買った。
ドラゴンフルーツとか、枝付きのライチとか。
お値段も安いが、キロ単位売りなので、小分けにしてもらうと、少し嫌な顔をされる・・
肉は店の奥でカットしてるみたい。
ハエも飛んでるが、問題ない。

いたるところでカフェがあり、コーヒーが45,000ドン(約270円)くらい。
そんなに安いってわけじゃないかもしれないが、ベトナムコーヒーはちょっとお気に入りだ。

晩飯

食事で困ったのが、晩飯だ。
レストランは外国人向けが多く、日本料理・韓国料理と言った長期滞在者向けのお店はそこそこある。
しかし、現地の人は朝と同じく、屋台みたいなところで食べるかビアホイと言われる飲み屋で食事をしているようだ。
おっさんとしては、日本料理・韓国料理より現地人に混じって食事をしたい。

そうなると、上のような何の肉か分からん食べ物を食べてみることになる。
何やら晩飯セットになってたみたいなので、頼んでみる。
左の肉っぽいのは、どうも魚みたいだ。
右のポテトはポテトだが、妙に甘い・・・ハチミツ味っぽい・・・
左はケチャップでごまかし食べて、右は半分残した・・
この日の夜は宿に帰ってまだお腹が空いていたので、昼間買った果物で腹を満たした。

この何の肉か解らんカバ焼き風の食い物が意外とうまい。
食べても何の肉か良くわからんけど・・

ベトナムの食事における注意点!

まず、1点目としてベトナム人向けレストラン風の物はあまり見かけなかった。
外人向けの日本食や韓国料理はあったが、お高く、現地駐在員なんかが来るんだろう。
そんなわけで現地人が行くレストランを探したが、見つからず、基本はフォーを出す店で夜も食べることになる。
若しくはビアホイと言われる現地人向けの居酒屋だ。
がっつり、米と洋食風ハンバーグなんかを探し求めても見つからないから要注意だ。
もう一つは、時間だが朝は8時くらいからオープンするフォー屋だが、昼を過ぎ、13時を過ぎたら17時頃まで一旦閉まって夜の準備に入る。
そんなわけで、昼過ぎに小腹が空いても我慢するしかない・・・
この辺りが特に注意する必要がありそうだ。
備忘録として、記録しておく。

斬新なネーミング

日本人町と言われるエリアに行ってみた。
ホアンキエム湖の北側が日本人町と言われるエリアのようだ。
(※PhoDanTan通りの北、PhoLinhLang通りの西辺りだ。
Googleマップ上にピンを打てるようにしたいが今は技術不足で地図がやっとなおっさんです。
すみません・・)

この辺りを昼間うろついてみた。
昼なのでカフェはオープンしているが、飲み屋なんかはまだ閉まっていた。
なので、中には入らず、通りを散策することにした。
そこで、斬新なネーミングの店があったので、記録しておく


「俺ん家」(おれんち) 2F 和風ガールズ酒場
「娘ん家」(あたしんち) 3F ボーイズ酒場
日本人の考案か?
中々斬新な店だった・・・

こういった串焼きは1本4,000ドン(約24円)で、味は期待通りの焼き鳥だった。
安心のクオリティーで10本とビールを買ってくつろいだことは言うまでもない。

ホアンキエム湖の南にある広場にお寺らしきものがあったので、町の散策につかれたおっさんは寺で休憩をとったわけだが、意外と一番落ち着いた場所かもしれない・・

少しこじゃれたカフェでは50,000ドン(約300円)でマッタリできる。

夜のフォー屋台が飽きてきたら、ビアホイで訳の分からん肉とビールで気持ちよくなる。
知り合いはいないが、ベトナム人はみんな楽しそうだ。
多分、ここにいる連中はきっと、将来の不安なんて考えてなくて、ましてや年金なんか気にしてないんだろうな~と思える人種たちだった。
日本の30年前位の雰囲気だ。

お帰り

急遽決めたベトナム・ハノイ旅行だった。
特に目的を持たず現地入りして、現地生活に溶け込む感じだったが、非日常を満喫できた。
日本の自宅に居たら、きっと「せっかくのGWに・・」と言うプレッシャーを感じていただろう。
次回はもう少し、目的を持って訪れたいものだ。

今回の旅行で使ったお金について

さて、9日間で使った金額ですが、飛行機代、保険代なんかも含めて約13万円でした。
まあ、GW全てを使ってこの金額なら、全然ありだと思う。
そんなに動いてないけど、非日常のお値段としては、価値ありでした。

日本での準備飛行機代¥64,460
Wi-Fi¥10,836
保険代¥4,310
現地で使った現金730,000ドン\39,359
現地で使ったカード宿代¥5,260
合計¥124,225

※:尚、現地で使った金額にはおっさんの社会勉強費も含まれています。
この社会勉強部分の公開と「社会勉強って何やねん」と言う意見を多数寄せられてますが、また別の機会にお話しできればと思います。

まとめ

2023年現在でベトナムの人口は約1億人、日本の人口は1億2000万人程なので、人口は同じくらい。
だが、構成が全く違っており、ベトナムの平均年齢は若く、日本は高齢者で構成されている。
人口も近々追い越されるだろう・・
その為だと思うが、活気があり、エネルギーを感じる。
「明日はきっと今日より良くなってるよね、知らんけど・・まあ、楽しいしいいんじゃない」と言う雰囲気がそこかしこに漂っている。
この雰囲気が国のGDPにも反映されていくんだろうと思う。
物価は比較的安いものの、20年前位に訪れた時よりは、物価は上がっている。
と言うより、日本の物価が上がっていないからそう感じるんだろうと思う。
この勢いと言うか、雰囲気を感じるだけでも十分な非日常だった。
歳を取ってもやっぱり、いやむしろ、歳をとったからこそ、非日常は大切だと思う。
体が動く今の内に行けるところは極力行ってみようと、改めて思った旅行でした。

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