概要
作者:津原 泰水
引き籠りの学生数人とその引き籠りのカウンセラーのお話
カウンセラーの出身地で疎化が進んでおり、その村を活性化させるために
引き籠り達の能力を結集してフェイクニュースを立ち上げる。
そのフェイクニュースにつられて過疎化の町に活気が取り戻されるという内容だった。
感想:うーん、まあまあかな★★☆☆☆
多分もっと面白かったのかもしれないけど、読んだ状況が悪かった。
話の展開が速く、登場人物の行動や思いを表す描写を理解するのが難しかった。
通勤の数10分だけで読んでいたので描写部分の意味を再度読み返す必要があって、テンポのいい展開のはずが、むしろテンポが悪い話になってしまった。
結果として、概要のようなあらすじの理解だけの理解が印象に残った感じだ。
それでも、引き籠りやネット環境を使ったフェイクニュース、音声や映像処理と言った今風の話が融合して、「そんなこともあったりするんだろうか・・?」なんておっさんは思ったりして、その部分は楽しかったかな。
読まれるなら、時間を取って一気に読んだ方が吉かな。
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