今回の旅の思い付き
三重県には銚子川と言うそれはそれは美しい川があるらしい。
おっさんの住む兵庫県・伊丹からそれほど遠くなく、まだ訪れたことも無い場所。
更に、三重県・和歌山県とくれば、サーフィンなんかも出来るかも~、と言う場所だ。
銚子川以外は調査中だが、2023年の盆休み前半(8/8 ~ 8/10)は三重・和歌山にしようと、7月の下旬に思い立ち、仕事中も銚子川周辺の観光スポットを漁る日々が続いたのだった。
8月7日・仕事そっちのけで夜中に出発して車中泊
ルートとしては、京都から伊勢自動車道を通って、三重に入り、そこから尾鷲・那智・串本・白浜・御坊と回って、大阪に変える旅にしようと思う。
そんなわけで、8/7の仕事そっちのけで、退社してやった。
そこから、旅の準備をして21:00頃に出発。
機嫌よくハイエースで「奥伊勢PA」まで来て、恒例の車中泊。
これが、おっさんの国内旅行のいつもの姿だ。
出発前に食事と風呂は済ませてるので、後は飲んで寝るだけとなっている。
準備に抜かりはない!
サーフボードも積んで、車中泊の準備は万端だ!
8月8日・三重県の尾鷲に到着
実は、この日から日本には台風がやってきていて、外に出てる人はまばらな感じです。
おっさんが知らなかったわけではなくて、そんな天気でもミラクルが起きるのでは・・淡い期待を胸に出発したが、ミラクルは起きず、銚子川はすごい水量の濁流となって、流れてました・・・
下の写真では、道の両サイドに駐車禁止の立て看板が延々と続いている。
8月の天気の良い土日はきっと路上駐車でエライことになるのでしょう。
この日は、寂しいくらい問題なく走れてます。
おっさんとしては、銚子川で泳いでみたり、涼んでみたりしたかったのですが、それもかなわず・・
さて、どうしたものか・・・と考えてつつ、「まずは何か食べよう」と思って、
会社でせっせっと調べた情報が役に立つ時が来た!
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「おわせお魚いちば・おとと」ここ、なかなか良かったです。
住所:三重県尾鷲市古戸野町2-10 おとと
TEL:0597-23-2100
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11:00からのオープンだが、ローカルのおっちゃん達がオープン前から並んでる。
この状況で、美味しく無いはずがない。楽しみだ!
多くは語るまい、旨かった。
おっさんは満足です。
その後、「おとと」を散策すると食堂だけでなく、魚商品も充実してて、いろいろな魚が売られていた。
その中でもおっさんは「刺身切り落とし」に目を引かれた。
「これさえあれば、刺身と酒でいい気分になれるじゃん!!」と思ったが、まだ12時前・・・
今から買うにはちと早い・・ここは我慢・・
次の寄り道先に向かっている最中に、「左に世界遺産」みたいな看板があるじゃん。
世界遺産好きなおっさんんはとりあえず、寄ってみた。
なになに?「鬼ヶ城」??「知らんな・・・」
雨模様だったが、とりあえず散歩がてらペタペタと「鬼ヶ城」と言われるところに向かってみた。
おー、何やらえぐられた岩場に出てきた。
へー、まあすごいね・・・
でも、世界遺産かね・・・
おっさんは世界遺産、結構好き。
そこで思うんだけど、何でもカンでも世界遺産に登録するのは如何なものか・・と思う訳よ。
世界遺産の価値が下がっていく・・世界遺産もインフレやな・・・
気を取り直して、雨宿りがてら、三重県産のミカンジュース (400円)でリフレッシュ!
う~ん、普通のミカンジュース・・・って感じ・・
さて、寄り道も終わって次の目的地「入鹿温泉 ホテル瀞流荘」に向かうおっさんです。
雨の日のアクティビティとして、温泉は外せんでしょう。
結構な山奥で、川沿いにある入鹿温泉だったが、時間も有り余ってるしのんびり風呂を満喫した。
雨が降ってない時(上写真)雨が降ってる時(下写真)の天気と温泉を満喫し、風呂上がりのジュースを楽しんだ。
さて、お風呂も楽しんだし、まだ雨も降ってるので、どこに行くこともできない。
後は、「飯食って寝るか」ってなってしまうのはしょうがない。
入鹿温泉からほど近い、「道の駅 熊野・板屋九郎兵衛の里」に移動して、この日のキャンプ地とした。
さて、ここで最近頑張ってる、ワンパン料理が炸裂する!!
今回は、パスタだ!!
車中泊で初めてのワンパンパスタ。
雨の日はこれがいいかもと思う。と言うのも、雨なので調理は車内になるが、窓が開けにくい。
そんな車内で匂いが少ないパスタは結構いい選択なんじゃなかろうか。
これが、焼き肉とかだと、車内の匂いがエライことになってしまう。
出来上がったパスタと酒で、一人宴会を楽しんだ後は音楽聞いたり、本読んだり、ネット見たり、家と変わらんじゃないか!!
そんなことができるのも車中泊の醍醐味です。
8月9日・丸山千枚田とホテル浦島
おはようございます。
8/9も雨模様です。しかも、結構強い雨です。
幸いなことに、暑さはそれほどでもありません。
そんなわけで、10時頃までネット見たり、2度寝したりとダラダラです。
道の駅に居ましたが、台風の影響で客も少なく、広々と駐車場を使ってたが、そろそろ出発です。
まずは最初の寄り道先として「丸山千枚田」を目指してます。
が、その前に何やら、「赤木城跡」ってのがあるじゃん。
特に予定が詰まってるわけじゃないので、冷やかしに行きます。
石垣が積んであるだけだけど、「こんな山奥にお城作って、お疲れ様」って感じの山城です。
お城を見たおっさんの感想としては「合戦の時に崖登ってきて、しんどいやろうに弓矢とかで、打たれながら、戦うなんてほんま大変やろな・・」って感じる。
2023年現在、ロシアとウクライナで戦争してることを思うと、20秒ほど無言になった。
何とかならんのか・・
さて、赤木城跡からほど近くの「丸山千枚田」に到着。
今日は雨模様だが、ここに着いた時は雨は上がって、曇り空。
ただ、雲が低く、風が強かったので幻想的な棚田が見れて、おっさんもご満悦です。
急ぐ旅じゃないので、棚田にある東屋(休憩所)で棚田を眺めながら、少し昼寝なんかして、過ごした。
こんな時間も必要よね~。
8/9も雨のち曇りとパッとしないお天気なので、お天気に左右されないアクティビティ。
そう、温泉に向かいます。
向かう先は「ホテル浦島」の日帰り温泉、1500円です。
このホテル、崖の中をくり抜いて作ったようで、4棟くらいあるんだけど、アクロバティックにつながっている。
そんな中、「忘帰洞」と言われる温泉はなかなか楽しかった。
名前の由来は、旅館営業が始められた大正末期、紀州藩の徳川頼綸公が来遊されて『帰るのを忘れさせるほど心地よい』と誉めて名付けられたそうです。
天気が悪く、海の波がザッパンザッパン打ち付けて、お風呂に入りながら、荒波が見えるってなかなか無いシチュエーションだと思いながら、1時間程ダラダラと入っていた。
忘帰洞を出て、ホテル内を散策していると、32Fって書いてある案内がある。
32階?そんな場所あんの?
と思い、向かっていくと、どうも崖の上にも宿を作っているらしく、エレベーターで上がって32階相当の高さにフロントがあった。
今日は泊まらないので、フロントはスルーすると、何やら神社らしきものに向かう道が・・・
そこには、神社と崖の上から見渡せる景色が広がっていた。
この崖の上のアクティビティは「ホテル浦島」に入館しないと見れない景色なので、行く時は是非行ってみて。
更に、このアクティビティの良いところとして、アクティビティで汗をかいたとしても「ホテル浦島」の日帰り温泉は忘帰洞だけじゃない。
他の温泉も渡り歩くことができる。
つまり、何回汗をかいても、別の温泉に入ることができるので、温泉⇒温泉じゃなくて、温泉⇒アクティビティ⇒温泉と楽しめて、雨の日の過ごし方としては申し分ない。
このルート、おすすめです。
8月10日・串本と御坊、ついでにサーフィン
「ホテル浦島」で温泉を満喫して、お次に向かったのは本州最南端の串本町。
ただ、温泉に長くいたので、串本に着いた時には夜になってた。
だもんで、地元の回転ずし屋でローカルネタを中心に寿司を食べて、道の駅「くしもと橋杭岩」で車中泊をしてみた。
朝は、こんな感じ。
車内の空気を入れ替える為にハッチバックを開けるとこんな風景が飛び込んでくる。
ちょっと、曇りであれだけど・・なかなかの贅沢感!
ゆっくり朝の準備をしてから、今日は雨は降ってないので、せっかく持って来たサーフボードが使えないかをちょっと調べてみた。
そうすると、近くの「上浦海岸」ってところでサーフィンできるみたい。
早速向かってみると、10名位のサーファーが海に浮かんでる。
たまに立っている人がいる程度で「いい波」とはいかないが、せっかくのサーフボードが泣いてしまう。
と言う訳で、海に入ってみた。
砂浜の近くは少し岩があって、怖い感じ・・・
この日の波はほぼさざ波で、おっさんも1~2回立てたかどうかって感じだったが、夏の海はやっぱり気持ちいい!!
その心地よさを感じつつ、昼には焼きそばと酒で一息ついた。これがサーフィンの醍醐味やな。
体が疲れて、ほろ酔いのおっさんはちょっと昼寝して、サーフィン終了~
昼寝も終わって、後は、大阪に帰るわけだが、その前に最南端に行ってみようと思い、GoogleMapを頼りに串本の端っこに行ってみた。
海と、芝生と、平屋の家、う~ん、こんなところに基地があればとあこがれるおっさんです。
最南端の「証」(あかし)も手に入れた。
後は、ぼちぼち帰りましょう。
ぼちぼち帰るその道すがら、御坊あたりで小腹が空いたので、食事にしてみました。
Google先生によると、「魚料理だったら、ここなんかどう?」ってわけで、寄ってみました。
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「はし長」
住所:和歌山県御坊市名田町野島2368
TEL:0738-29-2468
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なかなかいい感じのローカル感が出てました。
でも、この日はここ最近の台風の影響で、魚が取れてなくて、「干物か養殖ヒラメなら刺身で出来ます。」とのこと・・悩んで、ヒラメ定食にしてみた。
いや、ヒラメ定食美味しかったですよ。残念・・・
でも、いつ行っても冷凍の魚で対応するんじゃなくて、「台風なんで魚無いです」って言われた方が、残念ではあるが、そんな店であってほしいとも思う。
又いつか来てみようと思うおっさんです。
旅の振り返り
今回は約4日間とそんなに長くは無いが、車中泊の便利さを痛感した旅だった。
天気に合わせて移動ペースと目的地を調整できるし、雨が降っててもテントみたいに設営の手間がかからない。
将来的に長期間の旅ができるように色々と検討して行きたい所はあるが、やはり車中泊のポテンシャルは高い!と感じた旅だった。
目下の課題は
①冷房・暖房の空調設備
②調理スキル
③キャリアを付けた収納力のアップ
この辺りを今後は検討して行きたいなあ~
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