お嫁ちゃんは最近現れない。
おっさんはお嫁ちゃんの写真、遺骨の前に毎朝おっさんが挽いた豆によるコーヒーをお供えする。
それがおっさんの日課になっている。
そんなわけで、毎朝お嫁ちゃんに一言、二言話しかけるのが常だ。
早いもので、そんな日常も4年が過ぎようとしている。
生活も落ち着きを取り戻しつつある。
しかし、お嫁ちゃんが夢に出てくる頻度が減っている気がする。
あっちの世界ってあるんだろうか・・・
あるなら、楽しくやってて、夢に出るのを忘れるくらいになっていればいいが・・・
ちょうどいい写真が取れた
4年が過ぎて、5回忌を迎えるお嫁ちゃんの命日。
友達は相変わらず、訪ねて来てくれる。
ありがたい限りだ。
今回は、3日に分けて10人が来てくれた。
その時の風景で、程よくピンボケ写真が撮れたので、載せとこう。
ミカン溢れすぎやろ・・
こんな時の会話って、こんな感じ。
50代のおっさん、おばはんが集まればこんな会話になるのは必然だ。
「人生100年も生きたくないなあ。72歳くらいでええわ~。」
とか
「ほんま、あの子(お嫁ちゃん)コロッと逝ったもんなあ、48歳とかは早いけど、あんなんがええなあ・・」
とか
「親も弱ってきてるしなあ、自分らの先もようわからん・・・」
とか
こんな感じで、みんな死ぬ算段の会話が多くなる。
とは言え、決して悲観的な雰囲気ではなく、笑いありのトークとなるところが楽しい。
50歳はそんなお年頃です。
でもおっさんとしては100歳まで生きたい。
ただし、健康(これめちゃ大事!)で、ある程度のお金がある状態(これも大事!)と言う条件が必須。
こんな状態でお嫁ちゃんが羨むような生活を過ごしたい。
後は、お嫁ちゃんには申し訳ないけど、パートナー的な人がいても良いかも・・とか思ったりする。
この辺についても、おいおい考えて行こう。
お供え物はおっさんの昼のお菓子になることでしょう。
みんなが持って来てくれたお供え物でビールとかはマジで助かる。
その他、お嫁ちゃんが喜びそうなお菓子とかはおっさんの昼に食べるおやつに変わるでしょう。
皆さん、ありがとうございました。
この場を借りて、感謝!
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