さて、2024年のGWはどうするか・・・
去年の今頃、ベトナム旅行を企画していたおっさんだが、今年はどうしようかな・・・
今年のカレンダーでは4/27~5/6まで10日間の休みがある。
5/1・5/2は平日だが、ここは「オセロの法則」でひっくり返って、有給休暇日だ。
仕事?それは、帰ってから考えよう。
それよりも、どこ行こうか・・
やっぱり、時間とお金の都合上アジアだよねえ、ハワイとかも良いけど、2024年の今は円安で、1ドルが154円とかになっている。
マクドナルドでも\2000とかするらしい・・・恐ろしい・・・
なので、どこかないかしら・・・と思って探していると、ここなんかどうでしょう?
そう、フィリピン。
なぜにフィリピン?
日本から5時間で行ける南国のフィリピン。
調べてみると、マニラ・セブ島・ボラカイ島と出てくる、しかしおっさんはあえてここを選んだ。
それは、レイテ島。
理由としては、この辺が主な理由だ。
- これまで行ったこと無い。
- サーフィンとかも出来るかも。
- 物価が安そう。
- あんまり観光地化されてないらしい。
例えば、首都のマニラはゴミゴミしてそうなので、今回はパス。(行ったこと無いけど・・)
観光地のセブ島やボラカイ島は一人で行くにはちょっと寂しい気がするのでパス。(行ったこと無いけど・・)
加えて、航空券予約サイトでフィリピン国内でお安く行ける場所を探してた所、関空⇒マニラ⇒タクロバン(レイテ島)ってのが一番お安い値段だった。
と言う訳で、フィリピン・レイテ島への飛行機チケットを予約した。
レイテ島・サマール島
改めて、おっさんのレイテ島のイメージとしては、「第二次世界大戦」「旧日本軍」ってくらいしか思いつかん。
Google先生に聞いてみると、やっぱり特に観光地ってわけじゃなさそう。
発展も遅く、程よく田舎って感じらしい。
発展の遅い理由としては、フィリピンの中でも東に位置し、台風の影響をモロに受け、住居の倒壊なんかが頻繁に起こるそうだ。
なるほど・・大変な土地、レイテ島。
ついでに隣の島サマール島も橋でつながっているとか。
航空券は4/27出発、5/5帰国の往復で\91,380でした。
まずは、ゴールデンウイークと言うことで、こんなものか・・・
因みにゴールデンウイークを外した時の価格としては、\50,000位。
倍じゃないか・・やむを得ん・・見なかったことにしよう・・
飛行機チケットは入手したので、次にレイテ島・サマール島に絞って行きたいところを探してみるが、観光地・・無いねえ・・
到着は「タクロバン」って町に着く。
数少ない情報で、「ボロンガン」って所でサーフィンが出来るらしい。
後は、南の方の「マアシン」って所がセブ島なんかの船の玄関口らしい。
まあいいや。とりあえず現地に行ってみよう。
さあ、日々の仕事をこなしているとあら不思議、いつの間にやら出発前日。
何時ものように、準備をしていくおっさんです。
前回のベトナム旅行の教訓を生かし、保険はクレジットカードの保険を適用。
最近、SBI証券のポイント用として「三井住友銀行 Olive ゴールドカード」を入手している。
このカードで航空券を入手したので、付帯条件として保険が適用されるはず。
あと、Wi-Fi環境について、ベトナムでは現地のSIMカードがお安いとのことだったが、
フィリピンでは現地SIMカードがあまり充実しておらず、いいプランが見つからなかった。
と言う訳で、今回もGlobal Wi-Fiをご契約。9日間で\13,824でした。
はい、パッキング完了。
ベトナム旅行との違いとしては、水着を持っていくことと、スコールで雨がよく降るらしいので、折り畳みの傘をレギュラー入りしてみた。
この判断は正しかった。
1度だけだが、傘を使うタイミングがあった。
ただ、この1度でも、スコール時の雨は容赦ないので、傘が無かったら、濡れネズミ確定だった。
なので、この傘はナイスアイテムだ。
このパッキングのタイミングが一番盛り上がるよね~。
フライトは20時なのにずいぶん早くに関空入り
さて、いよいよ出発の4/27だ。
20時のフライトなのに、14時頃には関空に到着した。
早く関空についたのには理由がある。
先ほども書いたが、Oliveのゴールドカードで何やらラウンジが利用できるそうだ。
無理やり、利用する為に関空入りを早めたわけだ。
結論から言うと、あんまりだった・・・
カフェラウンジ NODOKA
まず、「カフェラウンジ NODOKA」に行ってみた。
前回のベトナム旅行でも使い、良かった印象だったが、今回はコロナも終息したこともあり、旅行者が多くなっており混んでいた。
更に、冷静になって環境を確認すると、ちょっとレベルの低いネットカフェと言う印象だ。
これなら、わざわざ、早めに行って無理に利用する必要はないかな・・
カードメンバーズラウンジ 「アネックス六甲」
お次は国際線にチェックインした後に利用できる、「アネックス六甲」
確かに、国際線のチェックイン時にはペットボトルの液体等は持ち込めないので、飲み物を貰うには良いかもしれないが、最近のゴールドカード利用者の急増もあってか、ラウンジが込み合っていて、イマイチだった。
加えて、そんなに海外旅行に頻繁に行けないので、結局は飛行機の搭乗時間が気になって、ゲート前で待つのが落ち着く。
そんなわけで、ゴールドカードで使えるカードメンバーズラウンジも使いこなせなかった。
次回は出来れば、プライオリティパスってのが利用できれば、快適なのかも・・
その場合は、カードのランクを上げる必要があるみたいなので、要検討だな。
「アネックス六甲」は外を見ながら、ドリンクを頂けるスペース。
まあ、ありがたいと言えばありがたいが・・
いざ、フィリピンへ!
さてさて、関空から飛び立った、飛行機、関西の夜景を見ながらの発進です。
フィリピンまで、4~5時間。
ちょっと寝たら、もうフィリピン。
月に照らされたフィリピン・マニラの夜景がお出迎え。
テンション上がる~!
そこから、国内線でタクロバンへ
そこから、レイテ島の玄関口「タクロバン」へ向かう飛行機に乗り換え。
それにしても、タクロバンって聞いたこと無かった。
タクロバンはレイテ島の中では大きな町だが、印象としてはこじんまりした町だった。
ダウンタウンは5km四方と言った大きさの港町。
早朝に着いたので、宿を探す前にちょっと散策してみる。
「朝市」やってた
タクロバンの港近くの市場では、朝市が開かれてた。
なかなか大きな市場で、久しぶりにアジアを感じた。ワクワクする~
昨日までは日本でお仕事をしていたのに、このギャップが旅行の醍醐味だな。
フィリピン人の印象としては、陽気で基本的には働いてないかな。
と言うより、休憩していることが多いイメージ。
魚屋の店員も、カメラを向けるとこの通り、陽気な対応だ。
又、おっさんの印象になるが、タイ人やベトナム人に比べて警戒感を抱かせない雰囲気がある。
ガタイの良い兄ちゃんでも、何となく話しかけ易い感じがする。
おおらかで、優しい国民性だからかな?と思う。
さて、旅の醍醐味のひとつ「食事」だが、フィリピン料理はおっさんの口に合うね。
何やら、見た目はパッとしないが、これが(下写真)フィリピンの定食屋の感じだ。
おかずを2~3選んで小鉢に入れてもらう。
後はライスの杯数を言うと、こんな感じで出てくる。
このおかずがどれを食べてもおいしい。
日本食に通じる旨さがある。
おっさんの中で、食事の旨い国ベスト3に入るね。
ベスト3は中国・イタリア・フィリピンだ。
次点としては、スペインって感じかな。
因みに口に合わない国は、ペルー、モロッコ、モンゴルだ。
4/27 タクロバン
さて、1泊目はタクロバンに宿をとった。
まあ、よく見る安宿の雰囲気だね。
お値段はP1200 (ペソ)約3600円でした。
タクロバンの観光地としては、マッカーサーの銅像とかがあるらしいが、特に興味は無い。
なので、ダウンタウンをちょっと散策して、この日は終了。
明日はサーフィンが出来るかもしれない「ボロンガン」を目指そうと思う。
両替について
話は変わるが、フィリピンペソの両替について書いておきたい。
今回、マニラに到着するのは深夜と言うことも有り、ペソへの両替が無理だった場合を想定して、関空で1万円をペソに両替いしておいた。
結論から言うと、「日本では換金するな」と言うことだ。
日本国内での換金はめちゃくちゃレートが悪い。
関空での換金:\10000 ⇒ 約P3000
マニラでの換金:\10000 ⇒ 約P3600
だいたいP600(\1,800)も違った・・・
何よりマニラは夜間でも国際線の離発着があるらしく、両替所も23時頃は開いていた。
これなら、間違いなくマニラで換金するのが「吉」だ。
4/28 ボロンガンへ向けて出発
翌日は早朝(AM5:00)から乗り合いバスでボロンガンへ向けて出発。
最大で15名(3人掛けが5列の15人乗り)が乗り込むこともあるハイエースでボロンガンへ向けて移動を開始した。
定員オーバーだって?屋根にも乗るインドに比べると、何の問題も無い!
途中で客を拾ったり、降ろしたりしながら、約4時間の車中だ。
道は悪く、片側1車線なので、ドライバーも隙あらば追い抜かそうとして運転も荒い荒い・・
久しぶりにちょっと車酔いになった。
しかも、4時間って、日本からフィリピンまでの移動と変わらんじゃないか・・
結果的に4連泊した宿、Pirates Cave Beach and Surf Resort
そして、ここが今回の旅のメインとなった宿、「Pirates Cave Beach and Surf Resort」の入口だ。
ボロンガンの町の地図(下図)で言うと、町の先端部分の赤枠部分になる。
ダウンタウンからはバイクで5分位の場所にあるが、奥まったところなので、静かな環境だ。
ホテル内には満潮時にプールになる場所があったりする。
全体的に手作り感のある宿だった。
おっさんの泊まった部屋は、下の画像で見える建屋だ。
部屋の横にある階段から海まで降りることが出来る部屋だった。
部屋の中はこんな感じ。
エアコン無し、シャワー無しで1泊P500 (\1500) お安い!
なぜに4泊もしたかと言うと、とにかく快適だった。
気温は高いが、海風が部屋を吹き抜けるので、暑さを感じることなく夜も寝苦しくない。
むしろ、夜は肌寒いことがある位だった。
シャワーは無いが、大きな桶に水をためて浴びるスタイル。
下の写真ではシャワーはありそうだが、水圧が無く、ほぼ出ない・・
始めは少し抵抗があったが、慣れてしまえば問題ない。
シャワーやエアコンは無いくせに、冷蔵庫があった。
冷蔵庫の存在、これは大きかった。
町でビールをまとめ買いして、事あるたびにプシュ!ってやる。
水平線と風を感じながら、プシュ!
朝日を見ながら、プシュ!
犬にお菓子をやりながら、プシュ!
部屋の中らも海が見えて、ベットで横たわると波の音が聞こえてくる・・・
そして、プシュ!
周りに建物がなく、灯りが少ないので星空もきれい。
更に、プシュ!
そうそう、ここにはFree Wi-Fiが無かった。
正確にはあるが、部屋まで電波が届かない。
始めは延泊するか迷ったが、本も持って来ており、この環境を満喫しつつ、本を読むことにした。
デジタルデトックスも出来てご満悦、海を見ながら、本を読みつつ、プシュ!
この宿は10部屋くらい有りそうだったが、客はおっさんとヨーロッパ人の爺さんの2名だけだった。
ヨーロッパ人の爺さんはきっと年金暮らしだろう。
爺さんはおっさんが、来る前から居て、帰る時も居た。
きっと、まだ今日も居るんだろう・・・
満潮になったら宿のプールで海水浴も楽しんだ。
たまには宿を離れて、ビーチに出て海を眺めてみる。
良い感じに浪があるが、サーフィンをやっている人はいない感じ。
多分、GW中はシーズンオフなんだろう。
海も岩場が多く、岸辺ではサーフィンは危ないんだろう。
残念だが、今回はサーフィンはパスしてフィリピンを満喫することにする。
そして、食事だが、宿では食事が頼めない。
なので、毎日16時頃に町に出て来て、晩飯にするわけだ。
街に出る時はこの改造バイクで出るわけだが、最大で8人程度が乗る。
定員オーバーの法律?そんなの無いよ。
ちょっと、古い町並みもあったりして、ノスタルジックな雰囲気もある。
きっと、お金持ちゾーンなんだろう。
スーパーで珍しい単位のサラダオイルもあった。一斗缶で売ってた・・
5/3 タクロバンへ帰ってきた
さて、ボロンガンのリゾート生活もあっという間に終わって、また4時間バスに揺られてタクロバンへ帰ってまいりました。
街中のホテルは、シャワー、エアコンはあるけど、リゾート感が無い・・・
なんか、楽しくない・・・
それでもお土産なんかも少し買って、部屋でダラダラ過ごして5/5に帰国となった。
5/5 いざ大阪へ
タクロバンの空港では、搭乗口から飛行機までちょっと歩かされる。
その時に日傘が渡されたが、これ無いと焼け焦げる・・
タクロバン⇒マニラ⇒関空と1日かけた空の旅、お疲れさまでした。
いや~、ボロンガンでは「ゆっくり」を満喫した。
同じ宿に4連泊もしたのは今回が初めてで、これはこれでいい休みだった。
日本で燻(くすぶ)っていたら、毎日ソワソワして得も言われぬ罪悪感があったかもしれないが、今回の旅はそんなことも無く、かなり充実したね。
まとめ
最近の円安で、1日1万円程度の出費を予定していたが、同じ宿で定住したことも有り、想定より安い旅行になった。
残金としてP3000 (\9000) 程残っているが、これは円に戻さずに持っていることにした。
きっと、またフィリピンには行く予感がする・・
経費内訳
まあ、こんな感じですな。
国際免許は使わなかったな・・・残念。
準備 | 航空チケット | \91,380 |
Wi-Fi | ¥13,824 | |
国際免許 | \3,050 | |
日本 | 空港までのお金 | \4,231 |
フィリピン | 換金したお金 | \40,000 |
合計 | \152,485 |
いつの日か、もう少し長期で行ってみたいなあ・・
換金したお金の内、P3000(\9000)は使ってないので、実質は14万円程度かな。
あのダラダラ感を14万円で味わえたのは良い旅行だった。
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