概要
この本は雇われ以外で生きていくにはどうすればいいか?って本でした。
給料を貰って生活するスタイルではなく、3万円程度を稼げる活動を5~6個持ってみたら?
ってことを推奨する本だった。
更に、その3万円稼げる活動は仕事、と言う位置づけじゃなく、楽しいことの延長であるべきとの考えだった。
例えば、趣味の自家焙煎珈琲のワークショップを開いてみたり、花好きな人が育てている庭をこれまた花好きだが育てられない人とをマッチングさせ、茶話会を開いてみたりする。
こういったニッチな需要を満たすことで月に3万円程度になる仕事を5~6個すると15~18万円くらいになって、生活出来んじゃね?って話だった。
なるほど、なるほど、FIREに興味のあるおっさん向けのだいざいでした。
必要なスキルは?
この本で書かれた生きてい行くのに必要なスキルは「自給力」「自活力」「仲間力」この3つだそうだ。
「自給力」食べ物・住まい・エネルギーなんかを自分で作る力。
「自活力」とは言え、現金収入も大事で、これも自分の工夫で数万円の仕事を複数持つ力。
「仲間力」上の力を作り出すための仲間、コミュニティーを持つ力
これらが必要なスキルで、このスキルの具体的な話を書いた本だ。
循環型の生活
要するに、自分で食べるものを中心に作って、生活を回すってこと。
養鶏、養蜂、なんかをしつつ、簡単で失敗の少ない野菜から始め、無理のない労働で自給力を高めるのが良いんじゃないって話。
住まいも自前で作って、ローンなんかに縛られず、試行錯誤を楽しむ生き方はどうって話。
その他にも、エネルギーの作り方や、食を楽しんだり、生活にオシャレを取り込んだり、生き方を楽しむことが大事じゃない?って感じの話。
確かに理想だけど・・・って思うけど、すぐに飛び込める人は限られる感じがする。
年齢が高く、色々な制約のある年齢や、いわゆる世間一般、周りの目が気になる人にはちょっと難しいかもと思う内容だった。
本の中で書かれていた3万円事業について、おっさんが興味を持った仕事をメモっとく。
月3万円の仕事
できるかどうかは解らないけど、「月3万円のビジネス」ってのはちょっと共感が持てた。
1か月に30万円・40万円って給料を目指すより、月3万円の仕事を10個持って、30万円にしたらスキル面でも、仕事に対する気持でも充実すると言う考え方。
これにはちょっと共感が持てて、おっさん自身も3万円ビジネスを考えようと思うきっかけになった。
今後の為に本に掛かれてた仕事をメモっとく
たまごを1日20個売る
要するに養鶏だ。自分の生活の延長線上の余剰分を売る感じ。
ちょっとやってみたい気がする。
余剰野菜配送サービス
最近、近所の友達のところでも高齢の両親が作った野菜を道の駅に持っていくのが億劫だと言う話を聞いたところで、こういった方達から一括で引き取って、町に売りに行ったり、ネットで売ったり出来たらいいかもね。
出張修理サービス
スキルはかなり必要だろうが、地方では重宝されるスキルらしい。
何でもある程度の事ができる必要がありそうだが、有難がられるのは良いことだろうと思う。
DIY好きなおっさんには向いてる月3万円ビジネスかも。
仲間づくり
とは言え、最終的には仲間・コミュニティの存在なしには難しいとのこと。
確かに、人との繋がりがあってできることだろう。
サラリーマンであれば、仕事上の付き合いと割り切って嫌でも付き合う事もできるが、この生き方は緩く生産して生きていく性質上、他人との関係が良好じゃなければ、すぐにでも解消されてしまう可能性がある。
それは、自分と相手のどちら側からも言えることだが、強制力が弱い分コミュニケーション能力、立ち上げる3万円ビジネスの魅力、ひきつける力が求められるところだろう。
まとめ
2024年現在、サラリーマンのおっさんにはまだまだ未知の問題だが、何れはこう言った「3万円ビジネスは何をやろう」とか、「その時の仲間は誰とやろう」と言った悩みができる状態になればいいなあと思うおっさんでした。
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