2018年 GW・ 呼子・有田陶器市・九重グリーンパークを巡る九州旅行の記録

お嫁ちゃんと旅

4月28日 九州入り

高速料金(池田-福岡)¥6000
ガソリン¥6000
呼子(イカ)¥5400
ヌルヌル温泉¥1300
その他¥590
合計¥20900

おっさんは以前も九州旅行に行ったことがある。
その時の感動の一つに呼子のイカがあった。
今回もその感動を再び、と言うわけで大阪から九州に乗り込んで、まずは呼子に到着し、イカを食べてみた。

結論から言うと、「あれ・・・前回となんか違う・・・」前回はもっと、以下の活きが良いと言うか色も鮮やかだったと言うかもっと感動があったように思うのだが、今回はそんな感動には浸れなかった。
それはお嫁ちゃんも同じだった。
なんでだろう・・・? 2回目で1回目ほど感動が起きなかった?たまたま今日のイカの調子が悪かった?

色々考えた結果、原因は今日の到着時間にあるんじゃなかろうかと言う結論に至りました。

と言うのも、前回の呼子には朝一に到着し、オープン前に並んでイカを食べたんですが、今回は大阪からの移動で昼過ぎに到着しました。
結果、イカの鮮度が落ちたんじゃなかろうか?
もう一つはお店も有名になって、イカの質が低下したってことは無かろうか?

ポイント

呼子のイカは朝一がいい!!
少し残念な気持ちを抑えながら、本日の宿となる場所に移動を開始した。

場所は有田の陶器市近くの道の駅。
明日、有田の陶器市に行こうと考えているんですが、この陶器市はとにかく混む。
駐車場もかなりの数を用意されているが、道も狭く、混雑するのは前回の経験上解っている。
そんなわけで、近くの道の駅で車中泊し、朝早くに陶器市会場に入る作戦だ。

4月29日 有田陶器市

陶器市会場の駐車場¥500
食器(お土産含む) ¥11000
高速料金(佐賀-日田)¥1520
高速料金(日田-九重) ¥620
ドライブイン鳥¥3264
スノーピーク奥日田¥4980
合計¥26791

有田の陶器市に朝から参加するために道の駅で車中泊をして7:00には到着しようと思っていたが、駐車場に着く頃には既に車の列ができており、入れはしたが、これからますます増えるかと思うと、早めに出て正解だった。
しかし、陶器市自体は8:00頃から徐々にオープンするようで着いた時はまだオープン前の店が多かった。

有田の陶器市は道の左右に店があり、陶器ファンにはたまらない環境なのだろう。
しかし、おっさんはそんなに興味があるわけではなく、お嫁ちゃんの買い物に付き合うと言った感じだ。
そんなおっさんでも興味を引く店があった。その店は陶芸の工具を売っている店だった。へらやロクロなんかが売っていて、DIY好きなおっさんが一番テンションの上がった店だった。(陶器市関係ないやん)
お嫁ちゃんは何軒も店を回り、お目当ての茶碗とお土産を買ってご満悦で何よりだ。
ここで問題が一つ。前回もそうだったが、買った陶器を車に乗せないといけないのだが、4月29日と言えばまだ旅行の序盤。何とか遣り繰りして陶器を車に収めた。

有田陶器市を後にして、「ドライブイン鳥」に向かった。
ここで説明が必要だと思うのですが、「ドライブイン鳥」とは佐賀県民のソウルフードらしい。
鶏肉料理がメインの店だが、絶品だ!
特にお気に入りは鶏がらスープだが、定食に付いてくるこのスープをお嫁ちゃんは単品で追加する程にお気に入りだ。
店では常に待ちが発生する程の盛況ぶり。
佐賀に行った際は必ず訪れたいお店だ。

ポイント

ドライブイン鳥は常に待ちが発生している。時間に余裕を持って訪れたい。

腹ごしらえも終えて、今日のお楽しみキャンプに向けて移動を開始した。
場所は日田のスノーピークが管理している「スノーピーク奥日田」だ。
確かに高原で見晴らしも良くていい所。

何かの施設を買い取ってキャンプ場にしたのかしら?管理棟は何やら準備中なのか雑然としていた。
それでも、スノーピークの商品が展示してあり、レンタルもできる感じで設備は整っていた。
おっさんもテント、タープ、焚火台、ランプ、マットとスノーピークで固めているが決しておっさんがスノーピーク信者と言うわけではない。

どちらかと言うと、キャンプ用品にこだわりは無く、どれでもいいのだ。
スノーピークでそろえているのはお嫁ちゃんの意向であるところが大きい。
おっさんの考えるキャンプの一番の目的は、安く宿代を上げる事、予定に縛られず旅行の行程が決められることが重要だと思っている。
そういう意味ではこのキャンプ場はちと違ってた。
と言うのも、1張りの値段が高い。お風呂代も含めてだが、2名で約5千円だった。ちと高い気がするんだが・・・
キャンプ場と言う面と販売促進用の店舗と言った感じで運営されているのだろう。キャンプ自体を楽しむなら、ここは景色も良いし楽しめるだろう。おっさん達ももう少し時間に余裕を持って来ていたら満足できたかもしれない。

そんな感想を持ちつつ、道すがら買った食材で軽く晩飯を作り早々に夜は寝てしまった。

ポイント

このキャンプ場は確かに見晴らしがよく、日の出・日の入りはきっといい景色が見えるんじゃなかろうか?
だから、ここに来る時はキャンプをメインに時間に余裕を持った日程にすることをお勧めします。
移動のための宿泊にするにはもったいない感じがします。

4月30日 九重グリーンパーク泉水キャンプ村

九重焼きそば(天龍)¥1500
風呂(九重星生ホテル) ¥1600
キャンプ場(九重グリーンパーク泉水キャンプ村)¥3600
ガソリン¥2000
スーパー、コンビニ¥2432
合計¥11132

期待していた朝日は雲に隠れてイマイチでした。残念・・・
スノーピーク奥日田を後に、次のキャンプ地「九重グリーンパーク」を目指して移動を開始した。
まずは、ここのB級グルメ「九重焼きそば」を天龍に食べに行った。
感想はシイタケ入り焼きそば・・・まあ、そのままですが、美味しかったかな。(すみません、よく覚えてなくて・・)

それから、九重に向けて移動し九重グリーンパークに到着。
キャンプ場は明日(5/1)が平日と言うこともあって、ガラガラでした。
「どこでも好きなとこ張って~」と言われて、贅沢にタープ、テント、焚火台を設置し、キャンピングライフを満喫できる体制にしてみた。

その日は周りに誰もいないキャンプ場で焚火でゆっくり過ごすことができた。
そして、このキャンプ場の良い所の一つ、温泉が併設されている。
焚火をしながら遅くまで話し込んで「そろそろ寝るか」ってタイミングでもう一度寝る前に風呂に入れるとは、何とも贅沢なキャンプ場だ。当然、温泉も貸し切りでこれまた満足でした。

5月1日 長湯温泉

焼肉丼(べべんこ)¥2760
男池の駐車場¥200
長湯温泉街のから揚げ¥680
ラムネ温泉¥1000
合計4640

キャンプ場の朝は当然ながら誰もいないので周りの騒音も無く、ゆっくり起床し、だらだら朝食の準備をしてみた。
普通、他のキャンパーがいる場合、朝の準備の音で目が覚めることが多い。
しかし、今回は周りにキャンパーがいなかったので自分たちの目覚めのタイミングが起きるタイミングになって必然的に準備は遅くなっていきました。それでも、基本的に予定が無いのでそんなに急ぐ必要もなく、好きなペースで行動できるのがおっさんの旅行の醍醐味だ。
とは言え、陽が高くなると流石にテントの中は暑い。朝食を食べて、名残惜しいが10:00頃にはキャンプ場を後にした。

まずは九重の屋根と言われる、長者原湿原に到着し遊歩道のトレッキングだ。
天気も良く、清々しい。

腹も減ったことだし、ここら辺で有名らしい肉の店、「べべんこ」で焼肉丼を食べてみた。
テラス席で阿蘇の山を見ながらの焼肉丼は格別だ。

焼肉丼を堪能し、次に目指すは湯布院の男池(おいけ)と言う池。お嫁ちゃんチョイスの観光スポット。まあ、時間つぶし程度に考えていたけど、なかなかきれいな池だ。池もさることながら、池に着くまでの道が澄んでいて、体が浄化されていく感じが実に良かった。「「もののけ姫」の森みたい」って感じだ。

森で浄化されたところで、お次は長湯温泉に向かいました。
長湯温泉は温泉街で、今回はその中で「ラムネ温泉」に行ってみました。

温泉の作りはモダンな建物で温泉もモダンな感じになっていました。
長湯温泉は炭酸泉が有名らしく、炭酸に浸かるのが基本な感じです。
ただ、おっさんの「ラムネ温泉」の印象は・・
・露天風呂は温度が低く、ぬる湯だった。
・お湯は透明度が高く、青味がかっていた。
そして、この条件を満たすと、温泉に入っている人は寒くないように肩まで浸かった状態になる。
湯気の上がらない透明度の高い青い水の中に肩まで浸かって身動きしない人が並んでいたら、それはまるでホルマリンに浸された死体のように見える。
(画像が無いのが残念・・)
露天風呂はそこそこに内風呂で温まって、風呂を上がり今日の宿に向かった。その場所は「道の駅・ながゆ温泉」です。
この日はキャンプ場の予約もしておらず、ちょっと小雨も降ってきたので車中泊で過ごすことにしました。
車中泊の良い所はテントの準備、撤収が不要なこと。悪いところはおっさん達の車はワゴンRでちと狭い。(いや、かなり狭い)
その為、寝られる空間を作り出すのが難しい。いつの日かハイエースで車中泊できればいいなあ・・なんて考えている。

5月2日 雨の日の過ごし方

チキン南蛮(おぐら)¥2200
フルーツパフェ¥2290
ガソリン¥2000
高速料金(長湯-宮崎)¥3120
高速料金(宮崎-長湯)¥3120
志高湖キャンプ場¥2140
スーパー、コンビニ¥2915
お土産¥1310
合計¥19095

旅行のテンションは8割程度が天気で決まる。
特に、予定を立てずに旅行するおっさんにとって天気は何よりも大事になる。
それでも、やっぱり雨になることはある。それは避けられない。
そんな時にどうするか、そういった案も考えておく必要がある。
今日はそんな日だった・・・
朝からしとしと雨が降り、景色を楽しむところではない。
旅行中の雨の日の過ごし方、第1位:食に走る、第2位:温泉、第3位:洗濯、第4位:雨の降っていない場所への移動
これ以外にも、美術館や室内での楽しみなんかもあるが、日本ならどこいても可能な対応がこれだ。(まだまだあると思うけど・・・)
当初の予定では九重か阿蘇の景色を見て、本日のキャンプ場である志高湖キャンプ場に行く予定だった。
しかし、生憎の天気なので、九重や阿蘇はだめだと判断し、第1位について実行することにした。
では何を食べるかだが、ここで出たのが「チキン南蛮」と「マンゴー」だ。
そう、宮崎に行って食べて帰ってくる。弾丸「食」ツアーを決行した。

「おぐら」とは、宮崎市内にある人気店らしい。(お嫁ちゃん談)
しかも、前回来た時に休業だったと言う苦い経験がある。
そのリベンジの意味も含めて今回の「おぐら」へのアタックだ。
事前に電話で空いていることを確認し、20代前半の頃を思わせるバカっぷりで宮崎に向かった。

(天気が悪いとこんなことになってしまう。)
それでも「おぐら」に到着してみると、雨にもかかわらず数名が並んでいるではないか・・
20分程待って、テーブルに通された。メニューを見てお嫁ちゃん推薦のチキン南蛮を頼む。
出てくるのを楽しみ待ちながら、他のテーブルの会話に聞き耳を立ててみる。
どうも、旅行者が多いようだ。考えることはみんな同じか・・・と思いつつ、チキン南蛮を食べてみる。

「う~ん、うまい」遠くからわざわざ来たと思うと旨さも2割増しだ。
その後はマンゴーパフェとマンゴーを食べて満足した。
(宮崎に来たから無理やりの感はあったが、これも旅の楽しみ方だろう。)

そして、又高速で大分まで移動し、今日のキャンプ地である志高湖キャンプ場に向かった。
キャンプ場に到着する頃には雨も上がり、湖が一番見渡せる場所にテントを張り、ここで2日過ごすことにした。
この日は平日で誰もおらず、九重でのキャンプ同様広々使わせてもらいました。

但し、テントの設営場所からトイレがかなり遠く、トイレには車で行かないといけなかったのが難点です。
おっさんだけならいいのですが、お嫁ちゃんが苦労しました・・

ポイント

この日は雨上がりだからか、湖の湖畔だからか風がすごく強く、タープもバサバサ音を立てていました。
あまりにも強い風でタープのペグが抜けて飛んで行ってしまいました。
スノーピークのタープに使うペグは20cm位あり、太さも直径1cmくらい。
これが飛んで行って、3mほど先の土の上に5cmほど刺さってました。
他のテントがったらと思うと・・・恐怖です。
風の強い日はタープ、テントの扱いに特に気を付けないと・・・と言うポイントでした。

5月3日 志高湖キャンプ場(2日目)

志高湖キャンプ場の売店¥1500
合計¥1500

この日は朝から晴れていて、湖畔で優雅に朝食。
但し、気温は寒かったので調理はテントの前室でやりました。

ここで、おっさんのテントについてですが、おっさんのテントはスノーピークのアメニティードームの[S]を使ってます。
ちょうど2人で寝れる大きさでもう少しゆとりが欲しいところ。
前室もギリギリ作業できる程度でかなりかがまないと出入りできない。
こちらもやっぱりもう少し余裕が欲しい。

ポイント

とは言え、この[S]でなければダメなところがあります。
それは飛行機でスーツケースに入れて運ぶ場合、たぶん[S]より大きなテントだと入りきらない。
おっさんは海外でもテントを持って行ってキャンプをするのでその場合、この[S]の大きさが重宝する。
ただ、国内のキャンプメインの旅行の場合は[M]くらいも欲しいなあと思う今日この頃です。

5月3日は憲法記念日でお休み。
10:00頃からキャンパーがぞろぞろやって来た。
昼過ぎにはテント・タープのペグが重なるかどうかと言うくらいの込み具合になった。
昨日ペグが飛んで刺さった位置にもテントが張られた・・・今日だったらと思うと恐怖です。
おっさん達のテントのそばもにぎやかになってきた。
左隣はバイクでのソロキャンプ、右隣はカップルのテントだ。
まあ、そんなにうるさくしないだろう。
今日のおっさんの予定は「ボーっと」だ。お嫁ちゃんと湖畔を散歩したり、コーヒーを入れて飲んでみたりとまったりと一日を過ごしてみた。
そうこうしている内に夕方になった。そこで、これが「今風か・・」と言う景色に遭遇した。
隣のカップルが料理を開始した。
そこで、直径5cmほどのハンバーガーを作り、申し訳程度のスパゲッティとサラダの夕食を作っている。
その間にアロマを焚いて、旗を立てて、花を飾って、と何やら小洒落た雰囲気を作っている。
お嫁ちゃん曰く「インスタ映えやな・・」とのこと・・
インスタ映え、聞いたことはあるが、これがあのインスタ映えか・・
どうして違和感を感じたかと言うと、この日は日中とは言え、風もあってかなり寒かった。
彼らが調理を始めて完成するまで、2時間以上掛かっている。パスタなんかはもう冷め冷めだろう。
カップルの男性側は体重は80kgはあろうかと言う大柄なタイプ。
あんな、ハンバーガーとパスタで足るはずがない。

予想通り、お嫁ちゃんとテントの中で「志高湖キャンプ場」「5/3」で検索すると出てきました。
(残念ながら2019/10/8現在は出てきませんでした・・)
快晴の空の下、薄着のカップルがスムージー的な飲み物を掲げて湖畔に向かって腰を下ろした写真があった。
お嫁ちゃんと二人で、「嘘やん、そんなん出来へんくらい寒いやん」と画像に突っ込んどきました。

おっさん達は前室で簡単な調理をして、夕食としました。
寒いし、これが無難でしょう。
夜は更に寒かったので、焚火もそこそこに各テントは就寝したようです。

5月4日 関西へ向けて移動開始

温泉(明礬温泉)¥1200
焼肉(元祖)¥6860
道の駅(お土産のシイタケ) ¥5920
ガソリン¥5405
コンビニ¥260
高速料金(別府-安心院)¥490
高速料金(大分-池田)¥7200
合計¥27335

志高湖キャンプ場を後にして、ゆっくりと関西に向かうことにします。
まずは、観光がてら「明礬温泉」に向かいました。

温泉でほっこりした後に、昨日は質素な夕食だったのと、旅行も最後なのでちょっとランチはがっつり行きますか。
と言うことで、大分市内を車で移動中に見つけた焼肉店に急遽入ってみました。
その名も、「焼肉元祖」です。お腹空いてたのもあるでしょうが、なかなか良かったです。

(まあ、焼肉は肉でほぼ決まるけどね。)
後は、お土産のシイタケを道の駅で買って、一路関西へ向けて移動を開始。
今回の旅行もいろいろあって楽しかった。

まとめ

2018年度のゴールデンウィーク九州旅行も無事終了し、また楽しい思い出が出来ました。

・走行距離:2289.3Km
・旅費:¥111393
・期間:4/28~5/4 (7日間)

それでもまだまだ九州は行くべきところがたくさんあります。阿蘇・鹿児島・五島列島・熊本その他いろいろ。次はどこを攻めるか考えていきたいところですね。

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